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発行日 2018年6月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
9年目、33号を迎えるマガジン。こんなに続くとは思わなかった、なんてことはない。だからといって、五十名余りの執筆者、いよいよ300頁を超える雑誌を年四回、定期刊行できる確信があったわけでもない。これは執筆者の皆さんのおかげだ。
そして又、今号から、新たに三人の強力な執筆者と復活者1名を迎えた。中味で勝負だ!と私が勝手にいつも言っているように、私達の時代の大切なテーマが、次々連載テーマとして取り上げられ、登場していると思う。
私達の社会は何が起きるか分らないし、自分たちに何が出来るかも簡単には分らない。ネガティヴ派、ポジティヴ派、どちらも具体的な未来を知ってはいない。ただ、結果も成果も、思索も含め行動した蓄積の場にしか生まれない。
そういう意味で、口先だけのポジやネガは、大したことではない。近年、口先評論家や140文字批評家を持ち上げる輩が多いのは、自分が怠け者になって汗をかかないからだ。人を肯定しているのではなく、自分をそうしているのだ。私はそんなゴタクを言っていないで、連載発信してご覧なさい!とメッセージし続けてきたつもりだ。
その結果、大きくはないが様々な影響が、執筆者の皆さん自身の人生にも、世の中にも生まれている。この先、何が起きるかなど誰にも予言できるはずがない。ただ、何かが起きる事が多いのはどんな場所かを編集長は知っているつもりだ。
九年目が始まり、私の身の上も転換期を迎えた。何事も変化する。それがクリエイティヴに動くように、これからもマガジンをマネージメントしていくつもりだ。連載者の一人、竹中尚文さんの本が出版された。本誌に連載されていたものだ。ぜひ、あ
らためて読んでいただけると嬉しい。
気をつけてはいるが、早速ミス発見。頁ナンバーだ。発熱中に急いで処理しようとした結果かも。起きないようにとは思うが、起きてしまったものは仕方がない。それで済ませる。気にしすぎると全体のモチベーションに関わってくる。