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発行日 2015年3月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
創刊以来初めて、明らかに発行が遅れました。待って下さっていた方にお詫びします。
一年がかりで準備してきたNYマンガ展を三月五日~十一日に無事、終了しました。この為のNY滞在が十日間在り、こちらの作業日程がずれ込んだのです。
見知らぬ土地で、初めての方々に「木陰の物語」を見ていただく経験をしました。正直、疲れましたが、それはこの展覧会期間のことだけではなく、一年かけて準備してきた疲労だったとおもいます。
やりたいと思うことが出来る幸せはありますが、余りあれこれやりたいと思いすぎると、疲れてしまうことも、今頃になって学びました。
今年は少しだけ控えてと思うのですが、予定表を見ると、すでに空白がない状況です。
連載ばかりのマガジンですので、執筆者に様々なことが起こります。今回は病気のため休載の原稿が二本あります。ひとまず終了の方もありますし、休載の方も、新たに連載開始の方もあります。人の世とはこういうものだなと改めて思います。
そこそこ長く生きていますので、馴染みの方々の訃報に触れることも多くなりました。
高校生時代から馴染んできた桂米朝さんが亡くなりました。翌日、児童文学者・今江祥智さんの訃報に触れました。そして同時に、業界人森俊夫さんの訃報も聞きました。
何処かでご一緒したことがあったり、楽しませていただいたお仕事のある方々です。多少の遅い、早いはありながらも順番だとは思っているので、それまでに出来ることを丁寧にと思って今日も生きています。
対人援助学マガジン 第20号 | |
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■全ページ(170ページ) | |
■各ページ(執筆者) | |
表紙 | |
目次 | |
・執筆者@短信 | 執筆者全員 |
・知的障害者の労働現場20 | 千葉 晃央 |
・臨床社会学の方法(8) | 中村 正 |
・ケアマネだからできること20 | 木村 晃子 |
・街場の就活論 vol.20 | 団 遊 |
・カウンセリングのお作法 | 中島 弘美 |
・コミュニティを探して (10) | 藤 信子 |
・蟷螂の斧part 2 番外編 | 団 士郎 |
・学校臨床の新展開
19 |
浦田 雅夫 |
・学びの森の住人たち(15) | 北村 真也 |
・幼稚園の現場から20 | 鶴谷 主一 |
・福祉系対人援助職養成の現場から 20 | 西川 友理 |
・先人と知恵から(8) | 河岸 由里子 |
・生殖医療と家族援助(5) | 荒木 晃子 |
・日本のジェノグラム(7) | 早樫 一男 |
・きもちは言葉をさがしている 第19話 | 水野 スウ |
・お寺の社会性(十八)―生臭坊主のつぶやきー | 竹中 尚文 |
・これからの男性援助を考える 第18回 | 坊 隆史・松本 健輔 |
・男は痛い!第14回「あぜ道のダンディ」 | 國友 万裕 |
・援助職のリカバリー(13) | 袴田 洋子 |
・周旋家日記(13) | 乾 明紀 |
・トランスジェンダーをいきる(12) | 牛若 孝治 |
・役場の対人援助論(12) | 岡崎 正明 |
・新版K式発達検査をめぐって(その11) | 大谷 多加志 |
・十代の母という生き方(10) | 大川 聡子 |
・電脳援助(10) | 浅田 英輔 |
・講演会&ライブな日々(2) | 古川 秀明 |
・養育里親~もうひとつの家族~ 8 | 坂口 伊都 |
・周辺からの記憶6 | 村本 邦子 |
・病児保育奮闘記(5) | 大石 仁美 |
・ラホヤ村通信(3) | 高垣 愉佳 |
・ハチドリの器(3) | 見野 大介 |
・知的発達障害の家族の日々 | 大谷 多加志 |
・新連載 対人支援点描 | 小林 茂 |
・編集後記 | 編集長&編集員 |