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マガジン56号

対人援助学マガジン
『対人援助学マガジン』第56号発行!

A4/337ページ 
発行日 2024年3月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎

  新年早々に能登半島で大きな地震災害が起きた。長くマガジンを発行してきた故の巡り合わせで、「えっまた!」と思った。東日本大震災はマガジン第 4 号の発行直前のことだった。
 原発被災地をのぞけば、被災各地が生活拠点として新しい姿になるのに6~7年かかっていたように思う。
 能登各地の回復にもそれくらいかかるのだろう。当然、高齢化の進んでいる地域の被災という面が大きく影響してくるだろうが、それでも人はそこから立ち上がる。それを手伝えることが対人援助学マガジンの枠内にもあるだろう。
 時間がかかるのは避けられないから、その中で出来ることを模索するのが非被災地に暮らす者の責務だろう。いろんなメニューが考えられればと思う。
 今回の執筆者短信欄は、高名さん、水野さん、馬渡さんと被災地石川在住の執筆者からの報告から始まっている。是非、ご覧下さい。
 そして今号からの新連載は乾京子さん。子ども文庫活動を長年している人。私の生活圏、ご近所住民でもある。サトウタツヤさんは久々の復活だ。長く続いている「場」は、人が来たり、去ったりしながら、在り続ける。

対人援助学マガジン 第56号
全ページ(337ページ)
 
■各ページ(執筆者)
 表紙
 目次
   
 ・ハチドリの器 見野 大介
 ・執筆者@短信 執筆者全員
 ・付け加えることができる価値は何か? 千葉 晃央
 ・臨床社会学の方法(44) 中村 正
 ・解放の心理学(4) 藤 信子
 ・カウンセリングのお作法(38) 中島 弘美
 ・晩年 D・A・N 通信 団 士郎
 ・幼稚園の現場から(56) 鶴谷 主一
 ・福祉系対人援助職養成の現場から(56) 西川 友理
 ・ああ、相談業務(16) 河岸 由里子
 ・帰ってきた心理学の縦横無尽 サトウタツヤ
 ・きもちは言葉をさがしている(52) 水野 スウ
 ・路上生活者の個人史(10) 竹中 尚文
 ・男は痛い!(51) 國友 万裕
 ・役場の対人援助論(47) 岡崎 正明
 ・臨床のきれはし(24) 浅田 英輔
 ・発達検査と対人援助学(15) 大谷 多加志
 ・講演会&ライブな日々(37) 古川 秀明
 ・立場が変わると何かが見える(8) 坂口 伊都
 ・周辺からの記憶‐東日本大震災家族応援プロジェクト‐(42) 村本 邦子
 ・精神科医の思うこと(32) 松村 奈奈子
 ・馬渡の眼 馬渡 徳子
 ・東成区の昭和 やぶにらみ日記 柳 たかを
 ・心理コーディネーターになるために 山下 桂永子
 ・そうだ、猫に聞いてみよう(32) 小池 英梨子
 ・先人の知恵から(43) 河岸 由里子
 ・うたとかたりの対人援助学(28) 鵜野 祐介
 ・ああ結婚(29) 黒田 長宏
 ・PBL の風と土(28) 山口 洋典
 ・接骨院に心理学を入れてみた(27) 寺田 弘志
 ・現代社会を『関係性』という観点から考える(27) 三浦 恵子
 ・保育と社会福祉を漫画で学ぶ(23) 迫 共
 ・「余地」―相談業務を楽しむ方法―(26) 杉江 太朗
 ・統合失調症を患う母とともに生きる子ども 松岡 園子
 ・原田牧場 Note(16) 原田 希
 ・ザイコロジー(4) 川畑 隆
 ・応援、母ちゃん(16) 玉村 文
 ・HITOKOMART(15) 篠原 ユキオ
 ・川下の風景(13) 米津 達也
 ・こころ日記『ぼちぼち』PartⅢ 脇野 千恵
 ・父が自分の身を呈して教えてくれたこと 高名 祐美
 ・幾度となく会い、語り合うことの意味 本間 毅
 ・一語一絵(13) 畑中 美穂
 ・対人援助をリブートするこの一冊(23) 二階堂 哲
 ・対人援助をリブートするこの一冊(24) 渡辺 修宏
 ・島根の中山間地から Work as Life(12) 野中 浩一
 ・かぞくのはなし きむらあきこ
 ・ヨミトリとヨミトリ君でご一緒しましょ!(8) 高木 久美子
 ・こかげのにちじょう(7) 鳴海 明敏
 ・私はここにいる —現象学としての書道—(7) 櫻井 育子
 ・コソダテノシンリ(6) 中谷 陽輔
 ・教室の窓から 來須 真紀
 ・社会科の授業を対人援助学の視点から 内田 一樹
 ・ある訪問看護師のアタマの中 山岸 若菜
 ・人生は対応のバリエーション 宮井 研治
 ・けふばあちゃんからの手紙 乾 京子
 ・編集後記 編集長&編集員
 ・編集長から号外 編集長
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