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マガジン58号

対人援助学マガジン
『対人援助学マガジン』第58号発行!

A4/287ページ 
発行日 2024年9月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎

 連載執筆者の何人もの方から、「三ヶ月に一度くらいならと思っていましたが、あっという間に締め切りが来ますネ」の声が届く。編集人の立場から言うと、締め切りが済んだら直ぐ、次号の準備にかかるのは週刊誌も月刊誌も季刊誌も、基本的には同じだと思うので、そうしていただけたらと思う。仕事は一つ片付けたら、次の仕事が現れるだけなのだから。
 Web マガジンを長々と発行し続けているが、15年前の創刊当時と今では、世の中はずいぶん変化している。出版業界周辺でも、この間に休刊になった雑誌、閉店になった書店は驚くほど多い。
 どんどん変化する(廃れる)モノと、変わらずあり続けるモノ、この両者で世界は成り立っている。そしてあり続けるモノは変化しないのではなく、持続するための「仕組みと変化」が上手に組み込まれている。それが発行継続の知恵である。
 そこを見つけだす力、理解する能力がないと、何事も結果は成り行き、運でしかないことになる。絶対に継続が正しいなどとも言えないが、次々泡のように消えるモノが良いとは言えない。マガジンの読者にも、たまにはそのあたりのことに思いを巡らしてもらえればと願う。

対人援助学マガジン 第58号
全ページ(287ページ)
 
■各ページ(執筆者)
 表紙
 目次
   
 ・対人援助学会 第16回大会のお知らせ 大会企画委員会
 ・ハチドリの器 見野 大介
 ・執筆者@短信 執筆者全員
 ・付け加えることができる価値は何か? 千葉 晃央
 ・臨床社会学の方法(46) 中村 正
 ・アソブロックに新卒がやって来た 団 遊
 ・カウンセリングのお作法(40) 中島 弘美
 ・晩年D・A・N通信 団 士郎
 ・幼稚園の現場から(58) 鶴谷 主一
 ・福祉系対人援助職養成の現場から(58) 西川 友理
 ・ああ、相談業務(18) 河岸 由里子
 ・きもちはことばを探している 水野 スウ
 ・路上生活者の個人史(12) 竹中 尚文
 ・スポーツおじいさんになりたい!(2) 國友 万裕
 ・役場の対人援助論(49) 岡崎 正明
 ・臨床のきれはし(26) 浅田 英輔
 ・発達検査と対人援助学(17) 大谷 多加志
 ・立場が変わると何かが見える(10) 坂口 伊都
 ・周辺からの記憶‐東日本大震災家族応援プロジェクト‐(44) 村本 邦子
 ・精神科医の思うこと(34) 松村 奈奈子
 ・番外やぶにらみ日記・ニューヨーク編 柳 たかを
 ・馬渡の眼 馬渡 徳子
 ・心理コーディネーターになるために 山下 桂永子
 ・そうだ、猫に聞いてみよう 小池 英梨子
 ・先人の知恵から(46) 河岸 由里子
 ・うたとかたりの対人援助学(30) 鵜野 祐介
 ・ああ結婚(31) 黒田 長宏
 ・接骨院に心理学を入れてみた(29) 寺田 弘志
 ・現代社会を『関係性』という観点から考える(29) 三浦 恵子
 ・保育と社会福祉を漫画で学ぶ(25) 迫 共
 ・「余地」―相談業務を楽しむ方法―(28) 杉江 太朗
 ・統合失調症を患う母とともに生きる子ども 松岡 園子
 ・ザイコロジー(6) 川畑 隆
 ・応援、母ちゃん(18) 玉村 文
 ・HITOKOMART(17) 篠原ユキオ
 ・川下の風景(15) 米津 達也
 ・こころ日記『ぼちぼち』PartⅢ 脇野 千恵
 ・父が自分の身を呈して教えてくれたこと 高名 祐美
 ・一語一絵(15) 畑中 美穂
 ・対人援助をリブートするこの一冊(26) 渡辺 修宏
 ・新・島根の中山間地から Work as Life(2) 野中 浩一
 ・ヨミトリとヨミトリ君でご一緒しましょ!(10) 高木 久美子
 ・こかげのにちじょう(9) 鳴海 明敏
 ・私はここにいる —現象学としての書道—(9) 櫻井 育子
 ・コソダテノシンリ(8) 中谷 陽輔
 ・教室の窓から 來須 真紀
 ・ある訪問看護師のアタマの中 山岸 若菜
 ・人生は対応のバリエーション 宮井 研治
 ・けふばあちゃんからの手紙 乾 京子
 ・編集後記 編集長&編集員
 ・PBLの風と土(30) 山口 洋典
 ・講演会&ライブな日々(40) 古川 秀明
 ・対人援助学会研究会のお知らせ
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