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発行日 2021年3月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
今号も又、新連載が三本あります。六〇人にもなろうかという連載陣ですから、様々な事情で休載になる方もあります。大所帯になれば、それも仕方のないことですが、皆さん元気で連載していただければと願っています。
コロナ禍は一年経ってしまいました。昨年の今頃はまだクルーズ船や中国の・・・なんて思っていたような気もしますが。その後の世界中の大騒動から緊急事態宣言や自粛警察などと、うろたえるばかりでグズグズ。ワクチンの話も、いつになるのやらグダグダ。
これで大量死者を出さずに済んでいるのは、逆に大した国だと思うしかないのでしょうか。
そんな中、一年四冊が11年目も刊行完了になります。最近ではあちこちでちょっと自慢気味にマガジンのことを話します。300頁超えの雑誌を年四回、遅れることなく発行しているなんて、なかなかない事だと思うからです。
せっかくなので読者の拡大も積極的にとは思いますが、アクセス数だけ増やしても意味はありません。必要な方に、必要なときに届くのが本意です。そのためにバックナンバーも揃えています。
一昨年、2019年の年末には執筆者の集いを、琵琶湖北部の宿で行いました。コロナで二回目(2020)は難しかったのですが、この間にzoomが普及しました。
時々話題にしてきた「対人援助学マガジン読書会」をzoom開催なら可能ではないかと思います。また、書店イベントとして外国映画などで見かける、執筆者のトークイベントをzoomで開催も可能かと思っています。いずれにしても、やってみたいと思う人が動かないと駄目ですけど。
とにかくこの世界に、まだないものを一つ付け加えることは、確実に社会変化の一歩です。そもそもこのマガジンだって12年前にはなかったものです。
その背景には社会インフラの整備状況があることを十分知っています。私達が頑張っているように、それぞれの人達が自分の持ち場で尽力してくれていることに感謝を込めて。思い上がるのではなく、世の中に自慢できることを一つでも多く増やしていきたいと思います。