A4/210ページ
発行日 2013年9月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
■自分がこのマガジンの中で執筆者として、どのような位置取りをするかは、いつも意識している。多くの執筆者には渾身の連載をお願いしている。無期限連載とはそれくらいのエネルギーを強いるものだ。
だから編集長でもある私の連載は、一冊のマガジンとして、いろどりを考えたメニューでなければならない。一冊丸ごと読む人はないとしても、ピックアップして毎回読んでいますという読者のために、多様なものでなければならない。
そんなことも考えつつ始めた新連載「蟷螂の斧part2」でつまずいた。夏休みに入って比較的時間もあったので、じっくり思案してみた。その結果、新たな執筆には、思いがけないほどの時間を取られた。それにもかかわらず今、十分満足な結果というわけではない。上手くいく時はスッスッと出来てしまうものだ。難渋して、苦労を積み重ねても、結果がよいとは限らないのは他でもたくさん経験している。まぁ、こういう事もたまにはしてみるのが良いかもしれないとは思う。
硬軟長短、様々な記事で一冊が構成されてこそのマガジンである。査読の入る論文は「対人援助学会誌(望月編集長)」として同じく学会Web 上で別に発行されている。そちらも是非、ご覧下さい。