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発行日 2016年12月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
★ 第7巻第三号(通巻27号)をお届けする。今号から又、新しい執筆者が加わって下さった。臼井正樹さんと山下桂永子さん。中味はじっくり味わってください。
そして一年ぶりに、野良猫、じゃなくて、この世界を自由に行き来する社会猫が戻ってきた。もう一本、三野さんの「遍照金剛」も再開した。高垣さんの連載は新たなテーマになってスタートする。河岸さんの復活モノもある。
★ うっかりというか,油断だが,執筆者の皆さんに今号執筆の締切お知らせをするのを忘れていた。通常は締め切り月の初めにメールを差し上げていたのに。
だが振り返ってみると、忘れていたと書くのは正確ではない。そのつもりでPC を開いた記憶がある。そこで何か他の緊急用件が目に入ったのだと思う。その対応をしている内にすっかり忘れてしまったのだ。こんな事態を二度、繰り返した。
こういうことが最近よくある。老化現象だ。そしてある執筆者からの指摘で慌てて11月20日過ぎに締切告知メールをコピペ修正で送ったら、前号の締め切り告知で書いた接頭文「暑い夏がまだまだ続きます・・・・」をそのまま残してしまうポカ。まったく、よくこれで定期刊行出来ているものだが、それもこれも几帳面な執筆陣のおかげだ。
なんて、こう書いておけば、引きつづき誠実に対応してくださるだろうと、押しつけているだけか? 策略が見え見えだな。
★ でもとにかく、今号もなかなかの充実ぶりである。
更に次号から新規執筆者も今のところ二名、予定している。とっくに全部読んでいる人は限られた状況になっている。文藝春秋と同じだ!なんて大きく出たよ。
「対マガ」はこの時代の現在進行形の資料である。
過去の資料庫ではなく、今を映し出す対人援助世界の記録誌になれたらいい。
対人援助学マガジン 第27号 | |
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■全ページ(263ページ) | |
■各ページ(執筆者) | |
表紙 | |
目次 | |
・ハチドリの器 | 見野 大介 |
・執筆者@短信 | 執筆者全員 |
・知的障害者の労働現場 | 千葉 晃央 |
・臨床社会学の方法 | 中村 正 |
・ケアマネ あの目 この目 | 木村 晃子 |
・街場の就活論 | 団 遊 |
・カウンセリングのお作法 | 中島 弘美 |
・コミュニティ心理学を考える | 藤 信子 |
・蟷螂の斧「次の一歩」 | 団 士郎 |
・学校臨床の新展開
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浦田 雅夫 |
・不登校経験を持つ若者たちのもう一つのキャリアパス | 北村 真也 |
・幼稚園の現場から | 鶴谷 主一 |
・福祉系対人援助職養成の現場から | 西川 友理 |
・境界あれこれ | 河岸 由里子 |
・生殖医療と家族援助 | 荒木 晃子 |
・きもちは言葉をさがしている | 水野 スウ |
・七日参り | 竹中 尚文 |
・ノーサイド禍害と被害を超えた論理の構築 | 中村 周平 |
・再開それでも遍照金剛いうことにします | 三野 宏治 |
・男は痛い! | 國友 万裕 |
・新連載(二)ひとこまマンガ | 三嶋 あゆみ |
・援助職のリカバリー | 袴田 洋子 |
・周旋家日記 | 乾 明紀 |
・トランスジェンダーをいきる | 牛若 孝治 |
・役場の対人援助論 | 岡崎 正明 |
・新版K式発達検査をめぐって | 大谷 多加志 |
・電脳援助 | 浅田 英輔 |
・講演会&ライブな日々 | 古川 秀明 |
・養育里親~もうひとつの家族~ | 坂口 伊都 |
・周辺からの記憶―東日本大震災家族応援プロジェクトー | 村本 邦子 |
・病児保育奮闘記 | 大石 仁美 |
・新連載おじゃましますー精神科専門訪問看護日誌― | 高垣 愉佳 |
・知的発達障害の家族の日々 | 大谷 多加志 |
・対人支援点描 | 小林 茂 |
・「あ!萌え」の構造:序論 | 齋藤 清二 |
・海の向こうに出てみれば | 石田 佳子 |
・清武システムズ | しすてむきよたけ |
・SV-羅針盤のない航海 | 川崎 二三彦 |
・精神科医の思うこと | 松村 奈奈子 |
・おくのほそみち | 奥野 景子 |
・心理臨床と多文化共生 | ガヴィニオ 重利子 |
・今から、ここから | 馬渡 徳子 |
・東成区の昭和・思い出ほろほろメモ | 柳 たかを |
・新連載(二)お坊さんとケアマネさん(書簡型連載) | 竹中 尚文× 木村 晃子 |
・新連載介護福祉を巡る断章1 | 臼井 正樹 |
・新連載町家合宿 in 京都 | 山下 桂永子 |
・再開そうだ、猫に聞いてみよう | 小池 英梨子 |
・復活先人の知恵 | 河岸 由里子 |
・編集後記 | 編集長&編集員 |