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発行日 2015年6月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
六年目に入ったマガジン。今回からの新連載が四本。少々欲張りすぎの拡大路線だが、それぞれ興味深いことが書いていただけていると思う。まず順調な航行を継続できているWeb
マガジンだと思う。
どうぞ、好きなところからお楽しみ下さい。
ノンフィクション雑誌[G2]講談社刊が先日、19号をもって休刊となった。
目に付いた時には、ほぼ毎号購入していたが、全てを読んでいたわけではない。
こういう媒体が商品として継続的に存在するためには、読者から賛同の意志表示がなければならない。それは具体的には金を出して買うことである。だから記事の全てを読むかどうかは微妙だが、とにかく私は買っていた。しかしそんな読者を一億人以上の人口から1万人も確保できないということで休刊・店じまいになってしまった。
一方このマガジン、販売していないから商品ではない。原稿料も出していない。
印刷物として制作しないから、そこにもコストはかかっていない。発送費用や在庫管理費、執筆者、読者への様々な用件は基本的にない。おまけにカラーページ入れ放題、動画や自分のHP、ブログへのリンクもイッパツだ。ここから出発したのに、戻って来ない読者もあるかもしれない。
そんなことも含めて、Web マガジンであることを最大限に生かして、ゆっくり進化させてきたつもりだ。
対人援助学マガジン 第21号 | |
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■全ページ(206ページ) | |
■各ページ(執筆者) | |
表紙 | |
目次 | |
・ハチドリの器4 | 見野 大介 |
・執筆者@短信 | 執筆者全員 |
・知的障害者の労働現場21 | 千葉 晃央 |
・臨床社会学の方法(9) | 中村 正 |
・ケアマネだからできること21 | 木村 晃子 |
・街場の就活論 vol.21 | 団 遊 |
・カウンセリングのお作法 | 中島 弘美 |
・映画の中の子どもたち『真夜中のゆりかご』(20) | 川崎 二三彦 |
・コミュニティと集団精神療法(1) | 藤 信子 |
・蟷螂の斧part 2 | 団 士郎 |
・学校臨床の新展開
20 |
浦田 雅夫 |
・学びの森の住人たち(15) | 北村 真也 |
・幼稚園の現場から21 | 鶴谷 主一 |
・福祉系対人援助職養成の現場から 21 | 西川 友理 |
・先人と知恵から(9) | 河岸 由里子 |
・生殖医療と家族援助(6) | 荒木 晃子 |
・対人援助学&心理学縦横無尽 17 | サトウタツヤ |
・日本のジェノグラム(8) | 早樫 一男 |
・きもちは言葉をさがしている 第20話 | 水野 スウ |
・お寺の社会性(最終回)―生臭坊主のつぶやきー | 竹中 尚文 |
・これからの男性援助を考える 第19回 | 坊 隆史・松本 健輔 |
・ノーサイド禍害と被害を超えた論理の構築(17) | 中村 周平 |
・男は痛い!第15回「あぜ道のダンディ」 | 國友 万裕 |
・援助職のリカバリー(14) | 袴田 洋子 |
・周旋家日記(14) | 乾 明紀 |
・トランスジェンダーをいきる(13) | 牛若 孝治 |
・役場の対人援助論(13) | 岡崎 正明 |
・新版K式発達検査をめぐって(その11) | 大谷 多加志 |
・十代の母という生き方(11) | 大川 聡子 |
・電脳援助(11) | 浅田 英輔 |
・講演会&ライブな日々(3) | 古川 秀明 |
・養育里親~もうひとつの家族~ 9 | 坂口 伊都 |
・周辺からの記憶7 | 村本 邦子 |
・病児保育奮闘記(6) | 大石 仁美 |
・ラホヤ村通信(4) | 高垣 愉佳 |
・知的発達障害の家族の日々(3) | 大谷 多加志 |
・連載第2回 対人支援点描 | 小林 茂 |
・新連載 「あ!萌え」の構造:序論 | 齋藤 清二 |
・新連載 海の向こうにでて見れば | 石田 佳子 |
・新連載 清武システムズ | しすてむきよたけ |
・新連載 そうだ、猫に聞いてみよう | 小池 英梨子 |
・編集後記 | 編集長&編集員 |