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マガジン55号

対人援助学マガジン
『対人援助学マガジン』第55号発行!

A4/333ページ 
発行日 2023年12月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎

 執筆者への締切お知らせに、「今度、55号!」と書いた。欽ちゃんはお爺さんになったが、あの頃のコント55号は本当に面白かった。大活躍は1970年代だからもう五十年も前の事なのか。当時を知らない人の方が多くなったのかな。長く活躍しているから、各世代が知っている時期で欽ちゃんはずいぶん異なるのだろう。
 マガジンは創刊14年目、人間ならやっと中二。まだまだガキで生意気な盛りだ。あの頃、自分の高齢期なんて想像したこともなかったが、それで不都合はなかった。将来の事なんて、中二の頭で考えてもたいした意味はない。それでもちゃんと歳はとれる。若い頃に何を考えたり、やったりしていたかが重要だなんて多分、通俗的な慣用句だ。いつでも大事なのは今、そして明日何をするかだ。それは76歳になっても同じで、断捨離や終活の話をしている人の未来はそれなのだろう。
 来年、新刊「グラフィック家族理解入門」の発行準備をしている私にはそれが未来だ。そして、その膨大な原稿をUSBで保管していたのがトラブっているのが今だ。更に2025年には十数年前、「10巻まで続けよう!」と団遊が言ったシリーズ「木陰の物語」のいよいよ第10巻を出したいと思っている。
 最近の執筆者短信には出版の話題が結構多い。連載を持つことが、そういう機会を呼び寄せる。連載専門マガジンを続けることで、皆さんの原稿が溜まってゆき、形になるに違いないと考えていた。それが叶っているのだから果報者の編集長である。皆さんありがとう。
 マガジンを通して未来に向けて、この世界に新しい中身を少しでも付け加えていきたいと思う日々だ。

対人援助学マガジン 第55号
全ページ(333ページ)
 
■各ページ(執筆者)
 表紙
 目次
   
 ・ハチドリの器 見野 大介
 ・執筆者@短信 執筆者全員
 ・付け加えることができる価値は何か? 千葉 晃央
 ・臨床社会学の方法(43) 中村 正
 ・カウンセリングのお作法(37) 中島 弘美
 ・晩年 D・A・N 通信 団 士郎
 ・幼稚園の現場から(55) 鶴谷 主一
 ・福祉系対人援助職養成の現場から(55) 西川 友理
 ・ああ、相談業務(15) 河岸 由里子
 ・生殖医療と家族援助 荒木 晃子
 ・路上生活者の個人史(9) 竹中 尚文
 ・男は痛い!(50) 國友 万裕
 ・役場の対人援助論(46) 岡崎 正明
 ・臨床のきれはし(23) 浅田 英輔
 ・発達検査と対人援助学(14) 大谷 多加志
 ・講演会&ライブな日々(36) 古川 秀明
 ・立場が変わると何かが見える(7) 坂口 伊都
 ・周辺からの記憶‐東日本大震災家族応援プロジェクト‐(41) 村本 邦子
 ・精神科医の思うこと(31) 松村 奈奈子
 ・馬渡の眼 馬渡 徳子
 ・東成区の昭和 やぶにらみ日記 柳 たかを
 ・心理コーディネーターになるために 山下 桂永子
 ・そうだ、猫に聞いてみよう(31) 小池 英梨子
 ・先人の知恵から(42) 河岸 由里子
 ・うたとかたりの対人援助学(27) 鵜野 祐介
 ・ああ結婚(28) 黒田 長宏
 ・PBL の風と土(27) 山口 洋典
 ・接骨院に心理学を入れてみた(26) 寺田 弘志
 ・現代社会を『関係性』という観点から考える(26) 三浦 恵子
 ・保育と社会福祉を漫画で学ぶ(22) 迫 共
 ・「余地」―相談業務を楽しむ方法―(25) 杉江 太朗
 ・統合失調症を患う母とともに生きる子ども 松岡 園子
 ・原田牧場 Note(15) 原田 希
 ・ザイコロジー(3) 川畑 隆
 ・応援、母ちゃん(15) 玉村 文
 ・HITOKOMART(14) 篠原 ユキオ
 ・フランスのソーシャルワーク 安發 明子
 ・川下の風景(12) 米津 達也
 ・こころ日記『ぼちぼち』PartⅢ 脇野 千恵
 ・父が自分の身を呈して教えてくれたこと 高名 祐美
 ・幾度となく会い、語り合うことの意味 本間 毅
 ・一語一絵(12) 畑中 美穂
 ・対人援助をリブートするこの一冊(21) 渡辺 修宏
 ・対人援助をリブートするこの一冊(22) 小幡 知史
 ・島根の中山間地から Work as Life(11) 野中 浩一
 ・かぞくのはなし きむらあきこ
 ・ヨミトリとヨミトリ君でご一緒しましょ!(7) 高木 久美子
 ・こかげのにちじょう(6) 鳴海 明敏
 ・私はここにいる —現象学としての書道—(6) 櫻井 育子
 ・コソダテノシンリ(5) 中谷 陽輔
 ・教室の窓から 來須 真紀
 ・社会科の授業を対人援助学の視点から 内田 一樹
 ・ある訪問看護師のアタマの中 山岸 若菜
 ・人生は対応のバリエーション 宮井 研治
 ・家族面接の実践から里親家族支援を考える 早樫 一男
 ・編集後記 編集長&編集員
 ・【大会報告】広島大会 企画ワークショップ1のご報告 本間 毅
 ・【大会報告】対人援助学会第 15 回年次大会をふり返る 迫 共
 ・【大会報告】大会報告 岡崎 正明
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