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マガジン32号

Vol.32

対人援助学マガジン
『対人援助学マガジン』第32号発行!

A4/277ページ 
発行日 2018年3月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎

【編集長から】
 いつものように、慌ただしく過ごしている。三月末で、足かけ18年在職した立命館大学大学院応用人間科学研究科を定年退職になる。
 スケジュールを見ていると、その後がゆっくりした生活になるなんてことは全くないので、基本、今と大差ないだろう。久しぶりに、五十才で京都府を早期希望定年退職した頃のことを思い出した。
 先日、大学院の創志館で退職記念講演会を開いてもらった。その話の中でこの対人援助学マガジンについて触れた。私にとって、編集長を務めていることは誇りだ。それは仕事ではなく、使命だと思っているからだ。
 今の時代に多くの対人援助職の方達が、ご自分の仕事や問題意識について、市民社会にしらしめるお手伝いという社会貢献。一人でも多くの執筆者がこの世界で認知されて、さらにそれぞれの使命を果たしていかれるようにサポートすること。
 これは七十才を超えた自分にとって、実に具合の良い生きがいである。八年前、この創刊を企画した時、こんなことを考えていたわけではない。続けて発行する決意はあったが、それが何を意味するものになるかなど、深く考えなかった。それがこんな存在になって今ある。世界は面白い。まだまだ、何か新たなことがあるに違いない。
 今号からもまた、新たに二名の新連載がある。都合で休載の方もあるが、細く長く、継続のつもりです。幾久しく、どうぞよろしく。

対人援助学マガジン 第32号
全ページ(277ページ)
 
■各ページ(執筆者)
 表紙
 目次
   
 ・ハチドリの器 見野 大介
 ・執筆者@短信 執筆者全員
 ・知的障害者の労働現場 千葉 晃央
 ・臨床社会学の方法(20) 中村 正
 ・ケアマネ あの目 この目 木村 晃子
 ・街場の就活論(32) 団 遊
 ・カウンセリングのお作法(14) 中島 弘美
 ・難病の訪問カウンセリング(2) 藤 信子
 ・続・家族理解入門 団 士郎
 ・社会的養護の新展開(1)
浦田 雅夫
 ・不登校経験を持つ若者たちのもう一つのキャリアパス 北村 真也
 ・幼稚園の現場から(32) 鶴谷 主一
 ・福祉系対人援助職養成の現場から 西川 友理
 ・境界あれこれ 河岸 由里子
 ・生殖医療と家族援助 荒木 晃子
 ・高齢者とのドラマセラピー 尾上 明代
 ・きもちは言葉をさがしている(31) 水野 スウ
 ・ノーサイド(27) 中村 周平
 ・盆踊り漫談(1)新連載 竹中 尚文
 ・それでも遍照金剛いうことにします(17) 三野 宏治
 ・男は痛い!(26) 國友 万裕
 ・ひとこまマンガ 三嶋 あゆみ
 ・援助職のリカバリー(25) 袴田 洋子
 ・周旋家日記(23) 乾 明紀
 ・トランスジェンダーをいきる(最終回) 牛若 孝治
 ・役場の対人援助論(23) 岡崎 正明
 ・新版K式発達検査をめぐって 大谷 多加志
 ・講演会&ライブな日々 古川 秀明
 ・養育里親~もうひとつの家族~ 20 坂口 伊都
 ・周辺からの記憶―東日本大震災家族応援プロジェクトー(18) 村本 邦子
 ・病児保育奮闘記(17) 大石 仁美
 ・対人支援点描(13) 小林 茂
 ・「あ!萌え」の構造:番外編その3 齋藤 清二
 ・海の向こうに出てみれば 石田 佳子
 ・清武システムズ しすてむきよたけ
 ・精神科医の思うこと(8) 松村 奈奈子
 ・おくのほそみち(8) 奥野 景子
 ・東成区の昭和・思い出ほろほろメモ 柳 たかを
 ・お坊さんとケアマネさん(書簡型連載) 竹中 尚文× 木村 晃子
 ・介護福祉を巡る断章6 臼井 正樹
 ・町家合宿 in 京都 山下 桂永子
 ・そうだ、猫に聞いてみよう 小池 英梨子
 ・先人の知恵 河岸 由里子
 ・私の出会った人々 5 関谷 啓子
 ・うたとかたりの対人援助学 6 鵜野 祐介
 ・あぁ結婚 5 黒田 長宏
 ・PBLの風と土 4 山口 洋典
 ・接骨院に心理学を入れてみた 3 寺田 弘志
 ・現代社会を『関係性』という観点から考える 三浦 恵子
 ・対人援助通訳の実践から 飯田 奈美子
 ・第二回目 マイクロアグレッションと私たち 朴 希沙
 ・新連載 保育と社会福祉を漫画で学ぶ 迫 共
 ・新連載 余地~相談業務を楽しむ方法~ 杉江 太朗
 ・編集後記 編集長&編集員
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