昨年度の第14回年次大会新潟大会でもご案内したように、2023年度の第15回年次大会は、広島市で開催いたします。昨年度から3年間の研究テーマとなった「社会とともにある対人援助学~これまでとこれから」を引継ぎ、世界最初の原子爆弾が投下されて70年以上が経つヒロシマで、それぞれの実践の場と社会のあり様について大いに語り合い、つながることができればと思います。コロナ禍を乗り越え、集会形式では第11回大会以来4年ぶりの開催です。ぜひ11/11~12、広島でお会いしましょう!
私たちが関わる「対人援助」という分野は、これまで主に福祉や医療・心理・教育といったものが中心としてイメージされてきた。しかし近年そのあり方は、当学会の対人援助学研究や対人援助学マガジンにも見られるように多様化してきている。また、昨今語られることの多い持続可能性というキーワードは、バーンアウトの問題や担い手不足など、対人援助分野でも重要なテーマである。
今大会の開催地・広島は、被爆地ヒロシマとして反核平和の象徴という命題を持ち、戦後70年を超えてその活動を多様に発展・進化させているが、一方で人口減少や高齢化に直面する一地方都市として、地域社会の持続可能性という課題に向き合う側面も持っている。
こうしたことからここ広島で、人への援助や平和な社会の「多様性」や「持続可能性」について考え、対話を深めていくことは、私たちの今後の実践にもつながる意義深いことと思われる。
たくさんの多様な個性と、豊かで自由に語らえる大会にしたいと願っている。
※次の場合には大会を中止又は延期しますので、参加者にメール等でお知らせします。
①特別警報の発令等により、広島市が会場校の所在地(東区牛田新町学区)に避難指示を発令した場合(暴風雨、水害、地震等の危険が差し迫っている状態)。 ②その他の不測の事態等、緊急事態の発生時。
11月11日(土) 9:30~11:30 |
オプショナルツアー 「被爆樹木を巡るフィールドワーク」 企画者:来須真紀(広島市児童相談所) ガイド・解説:渡部久仁子(ANT-Hiroshima)、谷田寿幸(TAN学校教育相談所、広島県スクールカウンセラー) 概要:初の広島開催を記念して、学会本体とは別に特別なオプショナルツアーを企画します。 原爆投下を生きぬいた木・被爆樹木が日常の景色に存在する広島。長年市民によって守られてきた被爆樹木たちが、そこで何を見て、どんな人々の想いを受け止めてきたのか。被爆樹木という「人ならぬもの」を通して見えてくる、被爆と戦後の実相を学び感じるツアー。先着15名限定。 ※すでに定員に達しました。 |
11月11日(土) 12:00~12:30 |
大会受付 |
12:00~18:00 |
①ポスターセッション ②団士郎「木陰の物語」パネル漫画展 (どちらも時間中はいつでも掲示内容をご覧いただけます) |
12:45~14:30 |
記念講演 「私が被爆者から受け取ったもの―それぞれの『物語』を通して―」 概要:被爆者が語り部となる。核廃絶運動に関わる―。そこには様々な困難と出会い、絶望と希望の『物語』がある。長年被爆者と活動を共にしてきた講師が、その『物語』を通して学んだことから、人が支え合うこと、他者を理解すること、そして今、私たちが分断や虚無と立ち向かう術について語る。 講師:渡部朋子(わたなべ・ともこ)
特定非営利活動法人ANT-Hiroshima理事長。 |
14:40~16:20 |
理事会企画Ⅰ 「つながりと対話の場づくり ~ハチドリ舎の実践~」 企画・発表者:安彦恵里香(ハチドリ舎)、梶原慶(オトナコドモシステムズ)、岡崎正明(広島市児童相談所) 概要:誰もが気軽に社会課題について語り合えるカフェ「Social Book Cafe ハチドリ舎」が広島に出来て6年。そこでは様々な人が集い、対話し、つながってきた。その実践から、対人援助の多様な展開や、社会課題との関係、つながることで生まれる新たな可能性について考えるワークショップ。 |
16:30~18:00 |
企画ワークショップⅠ 「多様で持続可能な対人援助に必要な『知』について」 企画・話題提供者:本間毅(退院支援研究会) 司会:岡崎正明(広島市児童相談所)、谷田寿幸(TAN学校教育相談所、広島県スクールカウンセラー) 討論者:村本邦子(立命館大学教授)、中村正(立命館大学教授) 概要:我が国では90年代からEBM(Evidence Based Medicine 根拠に基づく医療)など、対人援助分野において科学的アプローチが重視されている。しかしクライエントの語りの背景にある苦痛は、必ずしも合理的なものばかりでなく、無限に存在し終わりがない。多様でアプローチの方法を定式化できないクライエントのニーズに、これからの対人援助者が答え続けていくための「知」について、3人の識者が今の想いを語り合う。 |
11月12日(日) 9:00~15:00 |
①ポスターセッション ②団士郎「木陰の物語」パネル漫画展 (どちらも時間中はいつでも掲示内容をご覧いただけます) |
9:00~10:30 |
①ポスターセッション質疑応答時間 ②誰でも調子に乗れる「書道対話」ミニ体験会 |
10:40~12:10 |
理事会企画Ⅱ 「保育関係者による当事者研究 ―保育現場の『しんどさ』等をめぐって―」 企画・発表者:迫共(比治山大学)、西川友理(大和大学白鳳短期大学部)、南部紀子(かわさき保育園) 概要:各分野で応用される当事者研究だが、保育分野で広がらない。「弱い自分をあらわにすることへの抵抗」など、保育者自身の生々しい語りを排除する職場文化が、その背景にあると思われる。保育現場の「しんどさ」や「楽しさ」を自覚的に語り、保育実践の広く豊かな意義を考えたい。 |
12:10~13:10 | 昼休憩 |
13:10~14:40 | 企画ワークショップⅡ 「心理支援ツールを活用する対人援助アプローチ ―『困ってますゲーム』と『行動の信号機』の体験会―」 企画・発表者:中村泰子(大阪市中央こども相談センター) 概要:児童虐待相談では、当事者の相談意欲や動機づけが課題になることも多く、持続可能な支援システムづくりのため、支援者が燃え尽きず、当事者自身の強みを生かせる支援が重要となる。心理支援ツールは、こどもの心理的ケアや親子関係調整の実践の中で、非言語アプローチの有効性への着眼から開発された。当事者も支援者も「楽しい」と思える支援を目指すツールの体験を通し、対人援助のあり方を考える機会としたい。 |
14:50~15:40 | 全体会 |
質疑応答時間:11月12日(日)9:00~10:30
掲示期間:11月11日(土)12:00~18:00・11月12日(日)9:00~15:00
No. | タイトル | 発表者 |
---|---|---|
1 | 指筆談時書字動作を可視化するデバイスの開発 | 岡田 浩 |
2 | がんサバイバーとなった看護師に関する文献レビュー | 小幡 明香 |
3 | 発達障害の看護師が指導を受ける中で抱く違和感の語り | 中西 愛 |
4 | 中国におけるカミングアウト支援:支援団体Trueselfの支援ツールとしてのワークブックの分析から | 劉 強 |
5 | 遊びながら権利を知る”子どもの権利の遊ぶ会” | 福田 順 |
6 | 「困ってますゲーム」など心理支援ツール 4 種の有効性―支援者むけツール体験会のアンケートから― | 中村 泰子 |
7 | 「困ってますゲーム」など心理支援ツール 4 種のテキストマイニング―自由記述式アンケートの意味分析― | 中村 泰子 |
8 | 理学療法士による発達支援が必要な子供への介入モデルの検討 | 辻 いづみ |
9 | 「薬物乱用防止」についてオリジナル啓発物品開発―官学連携による「薬物乱用防止」啓発についてのワークショップの活用― | 笹谷 絵里 |
10 | 保育内容(健康)での『成道会について知ろう』の実施 | 笹谷 絵里 |
11 | フランスの不登校支援に関する研究—予防的アプローチと包括的支援— | 安發 明子 |
12 | 行動的QOLはどの程度Quality of Lifeを表現しているのか? | 高山 仁志 |
13 | 自閉症スペクトラム児の多様性と自主性を尊重した療育プログラムの検討 (27)―ASD児ときょうだい児の自己像の違いに着目して― | 香月 みかん |
14 | 自閉症スペクトラム児の多様性と自主性を尊重した療育プログラムの検討 (26) ―文脈を踏まえた応援行動に注目して― | 近江 涼音 |
WS№ | 開催日時 | タイトル | 企画者 |
---|---|---|---|
1 | 11月11日(土)16:30~18:00 | 多様で持続可能な対人援助に必要な『知』について | 本間毅(退院支援研究会) |
2 | 11月12日(日)13:10~14:40 | 心理支援ツールを活用する対人援助アプローチ―「困ってますゲーム」と「行動の信号機」の体験会― | 中村泰子(大阪市中央こども相談センター) |
企画ワークショップを以下のとおり募集します。発表者は申込及び抄録の提出が必要となります。申込多数となった場合は理事会で選考させていただきます。なお倫理面等の配慮に欠けると思われる企画については、発表をお断りすることがあります。ご了承ください。
申込方法:下記の内容を年次大会事務局宛にメールでお送りください(抄録も同宛先)。
○ 主発表者(学会員に限る)、連名発表者、所属先
○ タイトル
○ 企画概要(800字程度)
○ 希望時間枠(プログラム概要から、企画ワークショップ1か2のいずれかの時間を選択)
★申込締め切り:2023年9月30日(土)
抄録提出期限:2023年10月11日(水)(書式はホームページよりダウンロードしてください)
ポスターセッション発表者を以下のとおり募集します。申込多数となった場合は理事会で選考させていただく場合があります。なお倫理面等の配慮に欠けると思われる研究については、発表をお断りすることがあります。ご了承ください。
申込方法:下記の内容を年次大会事務局宛にメールでお送りください。
○ 主発表者(学会員に限る)、連名発表者、所属先
○ タイトル
○ 抄録(書式はホームページよりダウンロードしてください)
ポスターセッション質疑応答時間(在席責任時間)は、11月12日(日)9:00~10:30です。参加者からの質疑応答に応えていただくことで、正式発表となります。主発表者または連名発表者での対応をお願いします。
ポスターの掲示スペースは、目安として「A4横置き」で18枚程度です。
ポスターの最上部に題目、名前(筆頭発表者に○を付けてください)、および所属を明示してください。
著作権確認書の提出は必要ございません。ただし、著作権の帰属を承諾の上、お申込みください。対人援助学会では、抄録原稿を提出された時点で承諸したものとして処理しますのでご了解ください。提出される論文の著作権に関し、複製権・公衆送信権等の財産的権利はすべて対人援助学会に帰属することを併せてご了解ください。
★申込締め切り及び抄録提出期限:2023年10月11日(水)
抄録の書式説明 | 抄録テンプレート |
第1号通信はコチラ | 第2号通信はコチラ |
11月19日(土) 9:00-9:30 |
大会長 開会挨拶 事務局からの連絡事項 |
9:30-11:00 | 公募企画ワークショップ① 対人援助学マガジン特別企画「リアルタイム執筆者短信」 企画者:大谷多加志(京都光華女子大学) 千葉晃央(京都光華女子大学) 団士郎(立命館大学大学院) |
11:00-12:30 | 退院支援研究会企画ワークショップ 「新潟水俣病のいま」 企画者:本間 毅(退院支援研究会) 共同企画者・オーガナイザー:萩野 直路(新潟水俣病訴訟を支援する会) ゲストスピーカー:水澤 洋(新潟水俣病患者) 齋藤 恒(新潟医療生協 木戸病院 名誉院長) |
12:30-13:00 | 休憩 |
13:00-14:00 | 理事会企画① 「昭和電工鹿瀬工場跡」フィールドワーク動画視聴 (30分の討論含む) |
14:00-17:00 | 理事会企画② 齋藤恒先生インタビュー動画視聴 (1時間の討論含む) |
11月20日(日) |
|
11:00-12:20 | 理事会企画③ 新潟水俣病と妊娠規制:生殖をめぐる優生思想を問い直す パネリスト:浦﨑貞子(うらさき檸檬助産院・元新潟青陵大学教員・熊本市) 後藤岩奈(新潟県立大学教員・新潟市) オーガナイザー:佐藤 靜(大阪樟蔭女子大学教員) |
12:30-13:30 | 対人援助学会総会・休憩 |
13:30-15:00 | 公募企画ワークショップ③ 「サステナブル(持続可能)な研究会のつくり方 ~学会設立以前から13年続く、対人援助学会研究会のセブンルール~」 発表者:千葉晃央(京都光華女子大学) 中島弘美(CONカウンセリンオフィス中島) 早樫一男(きょうと大和の家) 渡辺修宏(国際医療福祉大学) 大谷多加志(京都光華女子大学) |
15:00-16:30 | 理事会企画④ 広島の被爆樹木による平和教育 発表者:來須真紀(広島市立基町小学校教諭 被ばく2世) 岡崎正明(広島市児童相談所 社会福祉士 被ばく2世) |
16:30-16:45 | 対人援助学会理事長 閉会挨拶 事務局からの連絡事項 |
2.ポスターセッション
11月19日(土)9時~11月20日(日)17時(公開および質疑応答期間、ただし質問は16時まで)
●理事会企画①:11月19日(土)13時~14時
テーマ:現地視察動画「旅立ち 阿賀から不知火へ」 概要:本企画は、現地視察動画の視聴と討論(30分程度)となる。 新潟水俣病の原因企業、昭和電工鹿瀬工場跡から、阿賀野川に沿って河口の松浜地区までの道のりを、萩野直路作成の資料をもとに紹介する。より詳細な企画概要(PDFファイル)もご覧ください。 企画・取材:本間毅(退院支援研究会)・本間樹里(退院支援研究会)・萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会) 映像監督:嘉村学 ●理事会企画②:11月19日(土)14時~16時 テーマ:新潟メチル水銀中毒症(水俣病)と私 概要:本企画は、新潟水俣病に長年携わってきておられた齋藤恒先生へのインタビュー動画の視聴と討論(1時間程度)となる。 医療者に限らず対人援助職は自らを語らない。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、新潟をマグニチュード7.5の地震が襲った。阿賀野川流域の住民の異変に気付いた小児科医斎藤は、なぜ90歳を過ぎた今も患者たちを支え続けるのか。この点についてインタビューを通して明らかにしていく。より詳細な企画概要(PDFファイル)もご覧ください。 インタビュイー:齋藤恒(新潟医療生協木戸病院 名誉院長) 企画・協力:本間毅(退院支援研究会)・萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会)・丹羽恵子(丹羽医院 院長) 映像監督:嘉村学 【齋藤先生からのメッセージ】 メチル水銀中毒症(水俣病)は食中毒事件であるが、高度経済成長政策のために国際的に理解をされないほど漁民を長期にわたり犠牲にした。その医療的な対策も誤りであったことを述べる。 ●理事会企画③:11月20日(日)11時~12時20分 テーマ:新潟水俣病と妊娠規制:生殖をめぐる優生思想を問い直す 概要:新潟水俣病事件においてなされた妊娠規制という行政指導、その詳細は浦﨑貞子氏はじめ新潟青陵大学の教員たちがその実態調査を行い論文が書かれるまでは水俣病研究者たちの間でさえもほとんど知られてこなかった。論文の刊行後も、なぜか一部をのぞいてこの問題はほとんど注目されずにきた。そして、この問題に関心を寄せた一部の人というのはそのほとんどが女性であった。 なぜ、この問題が新潟水俣病事件においてここまで後景化されてきたのか。この点について参加者の皆さんとワークショップ形式で検討し、新潟水俣病事件における生殖をめぐる優生思想について問い直す場としたい。より詳細な企画概要(PDFファイル)もご覧ください。 パネリスト:浦﨑貞子(うらさき檸檬助産院・元新潟青陵大学教員・熊本市) 後藤岩奈(新潟県立大学教員・新潟市) オーガナイザー:佐藤 靜(大阪樟蔭女子大学教員) ●理事会企画④:11月20日(日)15時~16時30分 テーマ:被爆樹木の聲を聴く~平和学習での実践を通して~ 概要:対人援助という分野は、社会のあり様と決して無関係ではいられない。政治や文化・災害など、時代や地域における社会的状況が、その土地の対人援助に大きな影響を与えるのは当然のことである。私たちが暮らす地域「広島」は、人類最初の戦争被爆地「ヒロシマ」として、世界的にもその存在が知られており、福祉施策などでも他の地域とは違った展開が起こっているが、「被爆」という出来事はそうした支援対象への影響はもちろん、援助者側の物語にも大きな影響を与えている。本ワークショップでは被爆2世の対人援助職が、地域で働く中で出逢った「被爆樹木」という素材を通して得た気づきや、おのれの援助業の変化や展開について報告する。グループワークを通じて被爆という出来事が身近に起きることに想いを馳せてもらうことで、対人援助職が社会の出来事や自らの当事者性に向き合う機会になればと考えている。なお、ワークショップは、①イントロ(企画趣旨の説明。広島大会に向けて)、②「自分の身近にある樹木」についてのグループワーク ➂企画者・來須小学校教諭(被ばく2世)からの発表。④グループワーク ⑤質問・感想など から構成する。 発表者:來須真紀(広島市立基町小学校教諭 被ばく2世) 岡崎正明(広島市児童相談所 社会福祉士 被ばく2世) |
開催日時 | WS名 | タイトル | 企画者 |
---|---|---|---|
11月19日(土) 9:30-11:00 |
公募企画WS➀ | 対人援助学マガジン特別企画「リアルタイム執筆者短信」 | 大谷多加志 (京都光華女子大学) |
11月19日(土) 11:00-12:30 |
退院支援 研究会 企画WS |
新潟水俣病のいま | 本間 毅 (退院支援研究会) 萩野 直路 (新潟水俣病訴訟を支援する会) |
9:30-11:00 |
|||
11月20日(日) 13:30-15:00 |
公募企画WS➂ | サステナブル(持続可能)な研究会のつくり方 ~学会設立以前から13年続く、対人援助学会研究会のセブンルール~ | 千葉晃央 (京都光華女子大学) |
企画ワークショップを以下のとおり募集します。なお、申し込みが複数となった場合は理事会で選考させていただきます。
また、研究・倫理面の配慮に欠けると思われる研究については、発表をお断りすることがあります。
申込方法:下記の内容を年次大会事務局宛に メールをお送りください。
○主発表者、連名発表者、所属先
○タイトル
○内容を400字以上800字程度でお知らせください。
○希望枠(第2希望までお書きください)※プログラム概要のスケジュールを確認いただき、公募企画ワークショップ①~③のうち、いずれかを希望してください。
★申込締め切り:2022年9月30日(金)
企画ワークショップは、Zoomのブレイクアウトルームでの運営ができるグループに限ります。
※研究、倫理面の配慮に欠けると思われる研究については、発表をお断りすることがあります。
抄録の書式説明 | 抄録テンプレート |
■理事会企画(シンポジウム等) | |
●理事会企画①:1月29日(土)13時~15時
テーマ:対人援助学における環境と個人の相互作用 概要:対人援助学会の創設に貢献された望月昭先生が2021年10月1日ご逝去されました。 望月先生の主張の一つは、個人の適応や障害を個人の属性に帰するのではなく、環境との相互作用という観点から考え実践するというものでした。 今回の企画では望月先生を追悼する目的で、環境と個人の相互作用の問題について3人の話題提供者に特別支援教育での実践、トラウマについての捉え方、研究法という観点からお話しいただきます。 企画:藤信子・中鹿直樹 司会:藤信子 話題提供 村本邦子:立命館大学大学院人間科学研究科教授 安田裕子:立命館大学総合心理学部教授 土田菜穂:京都市立北総合支援学校・立命館大学OIC総合研究機構客員研究員 ●理事会企画②:1月30日(日)11時~13時 (この企画は立命館大学人間科学研究所(臨床社会学プロジェクト)との共催です。) テーマ:ステイホームとケアリーバー~ケアリーバーがコロナ禍の社会を生きるということ~ 概要:2020年春、covid-19のなか、私たちは「ステイホーム」を強く求められた。大学生や若者を中心としたクラスターの発生は、「自粛ポリス」を誕生させ、子どもや若者は卒業式や入学式のない状態で突然、学校も休校になりバイトもなくなった。春、移行期の子ども若者は学校や社会の環境にゆるやかに適応していく大切な時間を剥奪され、「ホーム」に留め置かれた。コロナ禍「社会的養護」というシステムのなか、代替的養育の場である児童養護施設にいる子どもたちはどのような状況だったのだろうか。また、社会的養護を終えたケアリーバーにとって「ステイホーム」とは何だったのか。彼らは、コロナ禍をどう生きたのか。何が彼らを支えたのか。支えなかったのか。2021年春、日本で初めてケアリーバーに対する全国調査の結果が公表された。本セッションでは、まず、浦田雅夫が近年のケアリーバーのおかれた状況やアフターケアの現状について俯瞰し、次に児童養護施設職員である鈴木章浩氏が、コロナ禍における児童養護施設でのインケア、アフターケアについて、最後に、ケアリーバー当事者であり支援者でもあるブローハン聡氏から、コロナ禍とケアリーバーについて話題提供をいただき、人に支えられる、人を支えるということについてあらためて考えてみたい。 企画:浦田雅夫(大阪成蹊大学、NPO法人子どもセンターののさん) 司会:中村正(立命館大学産業社会学部/人間科学研究科) 話題提供 ブローハン聡(フリー・モデル・タレント、一般社団法人コンパスナビ) 鈴木章浩(児童養護施設 二葉むさしが丘学園 自立支援コーディネーター) 浦田雅夫(大阪成蹊大学、NPO法人子どもセンターののさん) |
▼①:1月29日(土)15時30分~17時 ②:1月30日(日)9時~10時30分 ③:1月30日(日)14時~15時30分 |
||||||||||||||||||||||||||
■企画ワークショップ ※簡単な実施要項を作成しました。(コチラ実施要項)もご覧ください。
|
企画ワークショップを1枠追加募集することになりました。
なお、申し込みが複数となった場合は理事会で選考させていただきます。
申込方法:下記の内容を年次大会事務局宛に メールをお送りください。
○主発表者、連名発表者、所属先
○タイトル
○内容を400字以上800字程度でお知らせください。
○希望枠(第2希望までお書きください)
★申込締め切り:2022年1月6日(木)
企画ワークショップは、1月10日(月)までにZoomを設定し、ホストとしてオンライン上の運営ができるグループに限ります。
※研究、倫理面の配慮に欠けると思われる研究については、発表をお断りすることがあります。
ポスター発表者へのご案内 | 抄録の書式説明 | 抄録テンプレート |
今年は「コロナ禍と対人援助」をテーマに年次大会を開催いたします。
今年の大会はすべてWEB上での開催とします。
コロナ禍での大会です。貴重な体験をしていると思います。前例のないことです。
対人援助に関わる実践者や研究者、さらには当事者の、小さくて身近かで細やかな経験をたくさん持ち寄ることが大切ではないかと考えました。
自ら関わる援助についての省察と意見交換をおこない、コロナ禍と対人援助について考える機会にしたいと思います。
何もかも新しい経験です。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
日 程: | 11月13日(金)〜15日(日)※WEB上での開催 |
テーマ: | 「コロナ禍と対人援助」 |
会 場: | WEB上での開催(ポスターセッション以外はZoomを使用) |
参加費: |
会員=無料、非会員=1,000円、学生・院生=無料 非会員の方は、11月5日(木)までに、以下より納付願います。 〇ゆうちょ銀行 〇九九(ゼロキュウキュウ)店 当座:0311452 名義:対人援助学会 〇ゆうちょ銀行の窓口をご利用される場合は、記号:14120 番号:35442101 名義:対人援助学会 ※お振込の際、必ず参加申込フォームに書かれた氏名でお願いいたします。 |
参加申込方法:こちらの「参加申込フォーム」(★追加募集の申込期限11月11日(水))にてお申込みください。
参加申込みが確認できた方には、後日、Zoomのアドレスやその他必要な情報をお知らせいたします。
▼11月13日(金)~15日(日) | |||||||||||||||||||||||||||||
■ポスターセッション ※簡単な実施要項を作成しました。コチラ(実施要項)もご覧ください。
|
|||||||||||||||||||||||||||||
▼11月14日(土) ①13:30~15:00、②15:30~17:00 | |||||||||||||||||||||||||||||
■企画ワークショップ ※簡単な実施要項を作成しました。(コチラ実施要項)もご覧ください。
|
|||||||||||||||||||||||||||||
▼11月15日(日) 10:00~12:00 | |||||||||||||||||||||||||||||
■理事会企画(立命館大学人間科学研究所社会的養育プロジェクト協賛) | |||||||||||||||||||||||||||||
●基調講演 フランス児童福祉分野の対人援助 ー「予防」と「連携」そして「連帯」へ 講演:安發明子(あわ あきこ)氏 在パリ。リサーチ・コーディネーター/ライター。 フィールドはパリ郊外児童保護施設や不登校支援施設で調査研究。 子どもの福祉(社会的養護)、教育、保育、不妊治療、周産期医療・ケア等が主たる関心。 著書に『親なき子』(金曜日、ペンネーム島津あき)がある。 ●シンポジウム 安發明子氏 中島弘美(対人援助学会理事/CONカウンセリングオフィス中島 代表) 中村正(対人援助学会理事長/立命館大学) |
|||||||||||||||||||||||||||||
※プログラム等は予告なく変更する場合がございます。 情報は随時ホームページに掲載いたします。 ※尚、今大会においては、発表論文集等の冊子媒体は作成いたしません。 ご自身で必要なものは、ホームページからダウンロードをお願いいたします。 |
年次大会で、企画ワークショップを募集しております。多数のお申し出をお待ちしております。
尚、企画ワークショップに関しては、応募多数の場合、理事会にて採用・不採用を決定させていただきますのでご了承ください。
また、11月8日(日)までにZoomを設定し、ホストとしてオンライン上の運営ができるグループに限ります。
★申込締め切り:2020年10月31日(土)受付終了
※研究、倫理面の配慮に欠けると思われる研究については、発表をお断りすることがあります。
★申込締め切り及び抄録提出期限:2020年10月31日(土)受付終了
ポスター発表者へのご案内 | 抄録の書式説明 | 抄録テンプレート |
大勢の方の参加をもちまして、対人援助学会11回大会は、盛会のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、大会運営にご尽力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
日 程: | 2019年11月23日(土・祝) |
テーマ: | 「対人援助の新展開」 |
会 場: | 立命館大学大阪いばらきキャンパス C棟 2階 (〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町2-150) (校内に大会会場への案内板がございませんのでご注意ください) 【交通アクセス】http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/ 【キャンパスマップ】http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=229845&f=.pdf 【キャンパスフロアガイド】 http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=229844&f=.pdf 【キャンパスバリアフリーマップ】 http://www.ritsumei.ac.jp/drc/common/file/barrierfree/drc-barrierfreemap_oic.pdf |
参加費: | 大会参加費 会員 2,000円 非会員 2,500円 非会員学生(大学院生を除く) 500円 ★当日は参加者交流会も予定しております ※事前申込はありません。参加費は当日会場で御支払ください。 |
昨年、対人援助学会は、設立10周年を迎えました。
11年目となる今年は、「対人援助の新展開」をテーマに年次大会を開催いたします。
対人援助に関わる実践者や研究者、さらには当事者が集い、
自ら関わる援助についての省察と意見交換をおこない、
そのコミュニケーションによって「対人援助の新展開」を目指します。
本大会をより有意義なものにすべく、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
▼11月23日(土・祝) | |||||||||||||||||||||||||||||
■受付 C棟AS 261教室付近 | |||||||||||||||||||||||||||||
9:50~ |
受付 | ||||||||||||||||||||||||||||
■ポスターセッション AS 262教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
10:20~11:00 |
|
||||||||||||||||||||||||||||
■基調講演 C 274教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
11:10~12:10 |
「認めて伸ばすポジティブ行動支援(PBS)ー臨床教育心理学の立場からー」 |
||||||||||||||||||||||||||||
■理事会 AS 262教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
12:20~12:50 |
|||||||||||||||||||||||||||||
■企画ワークショップ1 AS 261教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
13:00~14:30 |
体の対人援助の新展開—術者ファーストから患者ファーストへ、単独療法からハイブリッド療法へ 寺田弘志 |
||||||||||||||||||||||||||||
■企画ワークショップ2 AS 262教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
13:00~14:30 |
9のanecdote(アネクドート逸話)から覗える退院支援の課題~2019年度 退院支援研究会の活動報告~ 本間毅 |
||||||||||||||||||||||||||||
■企画ワークショップ3 AS 261教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
14:40~16:10 |
中途障害者の生活期で「回復につながる主体性」の段階評価は、障害をみている現場にとっていかに役立つのか 和田真一 |
||||||||||||||||||||||||||||
■企画ワークショップ4 AS 262教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
14:40~16:10 |
9年目の福島、34 年目のチェルノブイリ~眼に見えないリスクを人々はどう生きるのか? 村本邦子 |
||||||||||||||||||||||||||||
■総会 C 274教室 | |||||||||||||||||||||||||||||
16:20~16:40 |
|
||||||||||||||||||||||||||||
■参加者交流会 | |||||||||||||||||||||||||||||
16:50~ |
|
||||||||||||||||||||||||||||
※プログラム等は予告なく変更する場合がございます。 情報は随時ホームページに掲載いたします。 ※尚、今大会においては、発表論文集等の冊子媒体は作成いたしません。 ご自身で必要なものは、ホームページからダウンロードをお願いいたします。 |
年次大会で、企画ワークショップを募集しております。多数のお申し出をお待ちしております。
尚、企画ワークショップに関しては、応募多数の場合、理事会にて採用・不採用を決定させていただきますのでご了承ください。
★申込締め切り:2019年10月31日(木)受付終了
研究報告(口頭発表)者を募集しております。
報告(発表)時間は、1人あたり発表15分討論5分、計20分です。
申込方法:題名に研究報告(口頭発表)希望とお書きのうえ、抄録を添えて年次大会事務局宛に メールをお送りください。
〇所定様式はホームページより抄録テンプレートをダウンロードしてください。
なお、研究、倫理面の配慮に欠けると思われる研究については、発表をお断りすることがありますので、ご了承ください。
また、大会当日、著作権確認書を提出していただきます。ホームページよりダウンロードして、ご準備をお願いいたします。
★申込締め切り:2019年10月31日(木)受付終了
★申込締め切り及び抄録提出期限:2019年10月31日(木)受付終了
ポスター発表者へのご案内 | 著作権確認書 | 抄録の書式説明 | 抄録テンプレート |
日 程: | 2018年11月17日(土)、18日(日) |
テーマ: | 「対人援助と地域エンパワメント」 |
会 場: | 立命館大学(衣笠キャンパス) 諒友館 3階 (京都市北区等持院北町56-1) 【交通アクセス】http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/ |
参加費: | 大会参加費 会員 3,000円 非会員 3,500円 情報交換会(懇親会) 1,000円 ※事前申込はありません。参加費は当日会場で御支払ください。 |
対人援助学会は第10回大会というメモリアルな機会を迎えます。本学会設立の目的は、既存の医療・福祉・心理・教育等の学問領域を超え、広く「人を助け、エンパワメントを実現する」支援実践や臨床研究の探求を通じて、「対人援助学」(Science for Human Services)の創造という多職種の、学問と実践の「連携と融合」の舞台となることでした。
その実現のために過去の研究大会では、各方面で活躍する対人援助職や研究者がともに集い、連携や情報交換のプラットフォームを提供することで、ヒューマンサービスの真のプロフェッショナル育成や地域社会におけるセーフティネット確立などの支援・研究ネットワークづくりにチャレンジしてきました。
このような新しい知の構築をめざそうとする背景には、対人援助が制度や政策と同じく縦割り的発想になっていたことへの危機感がありました。クライアントファーストに、当事者とともにある知の創造をめざすことになったのです。人口減少や家族、地域社会の変容などによって従来の分野別に存在した支援制度では対応できない「課題の複合化」「制度のはざま」の問題を理解すること、領域横断的かつ包括的な支援の実現に取り組むということでもありました。
また、最近の情勢と関わっていえば、経済格差がもたらす競争主義や社会的弱者を狙い撃ちするヘイト(人権侵害)などの社会的分断や社会的排除、孤立への対応、「支援する側と支援される側」の固定化から対等な共に生きるパートナーシップへの展開、地域コミュニティの脆弱化に抗しての地域力の向上等が焦眉の課題としてあります。こうした問題の解決に資するために、生活現場である地域において包括的な支援体制である「地域共生社会」の実現をいかに果たすかが問題解決の重要なポイントとなり、対人援助に携わる私たちのアクションが求められています。地域が対人援助の焦点となっているともいえるでしょう。
すでに中央レベルでは、2016年7月厚労大臣のもとで「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部が設置され、同年10月から「地域力強化検討会」が開催され昨年9月に最終とりまとめが出され、2020年代初頭には「地域共生社会」の全面展開をめざすことが表明されています。しかし政府がいう「地域共生社会」の狙いは、公助としての生存権保障の放棄であり、地域社会に自助・共助を強要するというシビルミニマムの後退を意味するもので、その内容には批判的に検討する必要があります。
対人援助のフロンティアをめざす私たち対人援助学会では、国家によるトップダウンの地域共生とは異なる、人間の尊厳を護る立場からオルタナティブかつボトムアップの地域共生とは何かを考えるべく、大会参加者の皆さんと共に学び、意見交換を通じて、地域共生社会のビジョンや展望を考える場として本大会を実施していきたいと考えます。
第9回大会は「危機の時代のヒューマンサービス−地域と対人援助−」がテーマでした。 ひきつづき第10回大会でも対人援助と地域を重視します。テーマは、「対人援助と地域エンパワメント」です。
▼11月17日(土) | |
■理事会 「孤立化社会におけるアディクションからの回復を考える」 シンポジスト ・荒木龍彦(近畿地方更生保護委員会委員長) ・近藤恒夫(日本ダルク代表) ・徳永健二(元刑務所長、NPO法人アジア太平洋地域アディクション研究所理事) 進行:対人援助学会理事長/立命館大学教授 中村正 |
|
11:00~12:00 |
日本における薬物問題への対応は「ダメ。ぜったい。」である。このアプローチは基本的に「ダメ」である。本シンポジウムでは、薬物依存をアディクション問題として把握し、取り締まりや罰則の強化だけでは対応できない「孤立」や「孤独」、つまり関係性の病理があるとのアプローチを前提に多様な取り組みをすすめてきたシンポジスト3名と共に、薬物問題の中心にあるアディクション問題とそこからの回復過程に必要なことを考えてみる。 |
■受付 | |
13:00~ |
受付 |
■記念講演 | |
13:30~15:00 |
「地域共生社会づくりと対人援助の課題と展望」 |
■理事会企画 | |
15:10~16:40 |
|
■会務総会 | |
16:40~17:00 |
|
■懇親会 | |
17:10~ |
情報交換会 |
▼11月18日(日) | |
■ポスター発表 | |
9:30~11:00 |
ポスター(パネル)セッション |
■研究報告(口頭発表) | |
11:00~12:00 |
|
■企画ワークショップⅠ 「退院支援と意思決定支援」 発表者 本間 毅 所属 新潟医療生活協同組合 木戸病院リハビリテーション科 退院支援研究会 代表 ※この発表に商業的利益相反事項はありません |
|
11:00~12:30 |
【要旨】 |
■企画ワークショップⅡ 「マイクロアグレッションについて話そう 〜フィンランド、オープンダイアローグの報告も交えて〜」 主発表者:朴希沙 連名発表者:丸一俊介 所属先:マイクロアグレッション翻訳会 |
|
13:00~14:30 |
【内容】 本WSでは、まずMAという概念の紹介や事例の紹介を行う。それから、参加者の方々にもMA概念や事例に対して感じたことを小グループで話し合っていただく。発表者たちは、MAは多くの場合無意識的に生じるため、それを完全になくすことは非常に難しいと考えている。むしろ、MAはいつでもどこでも生じうるし、私達はその可能性をそもそも抱え込んだ存在であるという出発点から、MAに関するオープンな対話がいかに可能になるのかを模索したい。MAを乗り越える対話がいかに可能であるか、発表者たちも手探りである。そのため、WSでは現段階で発表者たちが考えている新しい対話の形Respectful Racial Dialogue(相手への敬意に支えられた人種に関する対話)についても紹介し、シェアできたらと考えている。また発表者の一人がこの夏フィンランドに滞在し、オープンダイアローグについて学んだ。その学びの中でヒントになると感じたこともあわせて紹介する。 |
■企画ワークショップⅢ 「被災と復興の証人(witness)になる」とはどういうことだったか?~「東日本・家族応援プロジェクト」の活動を通して 企画責任者:村本邦子(立命館大学大学院人間科学研究科教授) 発表者:村本邦子(立命館大学大学院人間科学研究科教授) 河野暁子(立命館大学大学院人間科学研究科博士後期課程院生) 鵜野祐介(立命館大学文学部教授) 中村正(立命館大学大学院人間科学研究科教授) |
|
14:40~16:10 |
【内容】 |
■閉会 | |
16:10 |
|
※プログラム等は予告なく変更する場合がございます。 情報は随時ホームページに掲載いたします。 ※尚、今大会においては、発表論文集等の冊子媒体は作成いたしません。 ご自身で必要なものは、ホームページからダウンロードをお願いいたします。 |
日程: | 2017年11月4日(土)、5日(日) 1日目 11:00~19:00(受付13:00~) 2日目 9:00~16:10 |
テーマ: | 危機の時代のヒューマンサービス−地域と対人援助− |
会場: | 立命館大学(衣笠キャンパス) 敬学館2階 (京都市北区等持院北町56-1) 【交通アクセス】http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/ |
大会参加費: | 会 員 3,000円 / 非会員 3,500円 懇親会 1,000円 ※事前申込はありません。参加費は当日会場で御支払ください。 |
▼11月4日(土) | |
■理事会 | |
11:00~12:00 |
|
■受付 | |
13:00~ |
受付 |
■理事会企画 | |
●基調報告 「危機の時代に抗する対人援助のフロンティア」 梁陽日 氏(本学会常任理事/同志社大学講師) |
|
13:30~14:00 |
2016年度の神奈川大会(第8回大会)は、「相模原障害者殺傷事件」直後の大会だったこともあり、参加者全員が発言できるようにしたラウンドテーブル風の企画をもちました。 |
●招聘教育講演 「地域健康社会学」からみえてくること 早川岳人 氏(立命館大学教授) |
|
14:00~15:15 |
健康は誰にとっても大きな関心ごとです。健康を単に病気という視点からではなく、生活習慣や生活環境、「社会」という大きな視点からみたとき、どんな姿が浮かび上がるのでしょうか。現代社会において、健康課題は、単に個人の生活習慣の改善だけでは予防・対処はできません。個々人が属している地域社会の健康問題の改善も同時に行っていくことが重要です。地域健康社会学研究は、その根拠を、これまで行政に蓄積されながらも利活用の限られてきた医療・健康データを活用したり、当事者に話を聴いたりして、質的研究、量的研究の双方を混合して地域の特性を見出し、地域の健康課題を考察していきます。これからますます様々な健康課題を考えていくためには、住民、地域単位で危機意識を感じてもらい、「自分たちの体は自分たちで守る」、「自分たちの地域は自分たちで守る」、自主、自立、自衛、共生という意識のもと、地域づくりを行っていく必要があります。 |
●地域事例報告その1 「新潟における退院支援研究会の取り組み」 本間毅 氏(新潟医療生活協同組合木戸病院、整形外科・リハビリテーション科医師) |
|
15:25~15:55 |
新潟で「退院支援研究会」を主宰されています。 |
●地域事例報告その2 「地域猫のとりくみをとおして対人援助学の姿がみえてくる」 小池英梨子 氏(「人もねこも一緒に支援プロジェクト」代表) |
|
16:00~16:30 |
「猫から目線で動く支援」を掲げています。しばらく「公益財団法人どうぶつ基金」でもお仕事をされていました。小池さんは、“多頭飼育崩壊”と“貧困”、“動物虐待”と“児童虐待”“ノラ猫の過剰繁殖”と“繋がりが失われた地域”等の視点から、猫が絡む問題に対応しています。どのケースも“人”の問題と密接に関わっています。動物問題は人が作り出した問題であるがゆえに、動物問題の近くには必ず人の問題が存在します。したがって、人や地域に対して介入支援を行うことが不可欠でした。また、“猫問題”改善に向け、介入する中で、お手上げ状態だった“人の問題”が改善に向けて動き出すことも多々ありました。猫を通して、人や地域、社会のシステムが動く、それは、システム論やコミュニティ心理学の視点から捉えれば納得できることでもありました。「切り離しによる原因特定と取り除き」ではなく、「包括的にとらえ、ちいさなシステムチェンジを行う」猫から目線で動いた支援について、ケース検討をとおして、システム論やコミュニティ心理学の知見をベースとした考え方について話をしてくださいます。 太田康介 氏(フォトジャーナリスト)とコラボ「20キロ圏地域」という視点 |
■会務総会 | |
17:00~17:40 |
|
■懇親会 | |
18:00~ |
|
▼11月5日(日) | |
■ポスター発表 | |
9:00~11:00 |
ポスター(パネル)セッション |
■ミニワークショップ |
|
11:10~12:00 |
姿勢と呼吸。「ココロへ、「カラダ」からアプローチする必要性 ~ 目に見えない「ココロ」に「カラダ」からアプローチ~ 圓藤 政臣 氏(株式会社 AND DO. 代表取締役) 昨今の社会病理に代表されるものとして、メンタルヘルスの労災認定の請求件数は本格化。この現代特有の社会病理に対して、カラダからココロへの二層論的アプローチを実現する手立てとして、理学療法士とともに開発した「ブレストモーションエクササイズ」。生命維持活動において随意的コントロールが可能な「深呼吸」に原点回帰し、人々のココロに、カラダからアプローチする「ブレストモーションエクササイズ。 企業の働き方に変化が起き始めているいま脚光を浴びるマインドフルネス瞑想。ブレスバンドを使ったブレストモーションエクササイズは、トレンドであるマインドフルネス瞑想をより分かりやすく成し得る手立てとして、企業研修の流行りとなっている。 |
■企画ワークショップ(1) 「退院支援研究会」がスタートしました ・新潟医療生活協同組合 木戸病院リハビリテーション科 退院支援研究会代表 医師 本間 毅 ・公益社団法人 新潟県看護協会 常務理事 退院支援研究会世話人 看護師 若槻 宏子 |
|
13:00~14:30 |
平成29年5月21日(日)、新潟市で「退院支援研究会」が発足しました。退院支援研究会の目的は、患者・家族が不安の無い退院を迎え、支援者がその過程で仕事にやりがいを感じながら成長できるよう支援することにあります。発足式の当日は、医療・介護・福祉職以外にも、行政担当者や高齢者の権利擁護に尽力している法律の専門家も加え、新潟県全域から100名を越える方々が参加されました。超高齢社会を迎え、2025年問題の打開策として地域包括ケアシステムや医療・介護ネットワークが推奨される現在、退院支援は多くの方たちが関心を寄せるテーマであると改めて痛感いたしました。今回は、対人援助学会の中村 正 理事長から「対人援助学の創造―『生きる』を協働することの省察的な実践」と題し、ご講演をいただき参加者たちに大きな反響を呼びました。 |
■企画ワークショップ(2)-① 「TEA(複線径路等至性アプローチ)による言語文化マイノリティの支援を考える」 ・企画 サトウタツヤ 立命館大学総合心理学部 ・発表者 立命館大学大学院 言語教育情報研究科M2 稲田栄一 京都産業大学 非常勤講師 宮村舞 ・討論者 立命館大学文学部・言語教育情報研究科 北出慶子 |
|
14:40~16:10 |
日本国内における外国人労働者数は年々増加傾向にあり、2015年には90万人を超えている。しかし、地域や職場における言語文化の違いから起きる衝突に十分に目が向けられているとはいえない。国の理念として2006年に地域における多文化共生が掲げられたものの、外国人就労者は安価な労働力として利用されるだけで、彼らおよびその子弟の地域や職場における社会としての受け入れ態勢は不十分なままである。 本企画では、経済連携協定(EPA)で介護福祉士として来日したフィリピン人就労者の事例と南米日系人就労者の子弟として幼少期に来日しそのまま日本で成人になったブラジル人とペルー人の事例研究を報告し、国内の言語文化マイノリティの支援について考えるきっかけとしたい。この2つの研究ではTEA(複線径路等至性アプローチ)が用いられている。 TEAは、文化心理学的な理論に基づく方法論で、個人の人生の軌道を可視化し分析するツールである。TEAを用いることで、長期の日本滞在経験から彼らがどのような葛藤を経験し、その経験をどのように意味づけているのか、また彼らの意志決定にどのような社会的諸力が働いたのかを明らかにし、またその具体的な支援方法を探ってみたい。 進行は、企画者がTEAの概説を行ったのち、「経済連携協定(EPA)フィリピン人介護福祉士の就労体験とキャリア観形成」に関する研究と「南米日系人のアイデンティティ形成と言語教育観形成」に関する研究の発表を行い、総合的に討論する。 |
■企画ワークショップ(2)-② 「動物と対人援助はどう関係するか−地域で考える動物と人間のかかわり方−」 フォトジャーナリストとネコから目線の実践家に学ぶ対人援助の広がりを考えます。 初日の地域事例報告その2をもとにワークショップを開催します。 ・話題提供 太田康介(フォトジャーナリスト) 小池英梨子(「人もねこも一緒に支援プロジェクト」代表) ・対論者・企画 中村正(立命館大学) |
|
14:40~16:10 |
閑散とした町の通りをダチョウが闊歩しています。住めなくなった家屋に豚が数頭上がりこんでいます。動物愛護の観点から放置されたペットたちに餌を与えることが裏目にでてイノシシなどが餌を食べ大きくなりすぎて車の運転が夜間にしづらくなったそうです。放置された牛をあずかる「希望の牧場」が動物たちの命を守っています。フクシマの帰還困難地域から動物の生態をみるといろんなことを考えさせられます。それを写真に撮り続けているフォトジャーナリストや地元の獣医さんは地域の動物の生態から復興を考えています。 そして、その地域から離れずに住み続けている方々がいます。その牧場主は怒りをあらわにします。こうしてみると、動物たちの姿をとおして人間が透視されてきます。野生化しつつある生態の回復も視野に入れてフクシマの今後があります。この地域からみえてくることをリアルに話をしていただきます。 そして、初日に地域事例報告として話をしてくれた小池さんの事例をクロスさせます。対人援助と地域と動物の相互連関がみえてくると思います。このワークショップは「そうか!」という発見をテーマにして、対人援助学の広がりを考えます。 |
■閉会 | |
16:20 |
|
※発表論文集等の冊子媒体は作成いたしません。 順次ホームページに掲載してまいりますので、必要な方は、ダウンロードをお願い申し上げます。 |
日程: | 2016年9月24日(土) ~9月25日(日) 一日目 11:30~19:00(受付11:00~) 二日目 9:00~14:30 |
テーマ: | 人間の尊厳と対人援助 【第1号通信】 |
会場: | 神奈川県立保健福祉大学 【交通アクセス】 (神奈川県横須賀市平成町1-10-1) |
大会参加費: | 会 員 3,000円 / 非会員 4,000円 懇親会 2,000円 ※事前申込はありません。参加費は当日会場で御支払ください。 |
▼9月24日(土) | |
■受付 大会議室入口(管理図書館棟2階) | |
11:00~ |
受付 |
■理事会 大会議室入口(管理図書館棟2階) | |
11:30~12:20 |
|
■基調講演 講堂 | |
12:30~14:00 |
「人間の尊厳と対人援助」 東京大学名誉教授 村上陽一郎 氏 |
■研究報告 大講義室4・A436(教育研究棟4階) | |
14:10~15:50
|
|
■理事会企画シンポジウム 大会議室(管理図書館棟2階) | |
16:00~17:40 |
「現場から人間の尊厳を考える」 |
■懇親会 食堂2階奥 | |
18:00~19:00 |
|
▼9月25日(日) | |
■ポスター発表 多目的実習室B・A406(教育研究棟4階) | |
9:00~10:00 |
ポスター(パネル)セッション |
■企画ワークショップ(1) 大講義室4・A436(教育研究棟4階) | |
10:10~11:30 |
医療における対人援助としての退院支援を再考する ~当事者不在の退院支援にならないために~ <主発表者> ファシリテーター:新潟医療生活協同組合 木戸病院 診療部リハビリテーション科 医師 本間 毅 <連名発表者> アシスタント:同 地域包括部 地域連携室 社会福祉士 横田 啓子 / 退院調整看護師 永井 貴子 |
■企画ワークショップ(2) 大講義室5・A437(教育研究棟4階) | |
10:10~11:30
|
支援者支援でコミュニティの力(レジリエンス)を引き出す ~「東日本・家族応援プロジェクトinむつ」の事例をもとに <連名発表者> 立命館大学 村本邦子 / 立命館大学 中村正 青森県むつ児童相談所 杉浦裕子 |
■企画ワークショップ(3) 大講義室4・A436(教育研究棟4階) | |
12:20~13:40
|
「障がいと能力どちらの言い方で考えますか?」 4コマ紙芝居で問いかけるワークショップ ―人間の尊厳をより重視した 「授業・研修・育成セミナー等の導入プログラム」の開発検討― 主発表者 平沢直樹 [参加者の皆様へのお願い] [振り返りシート] |
■企画ワークショップ(4) 大講義室5・A437(教育研究棟4階) | |
12:20~13:40
|
|
■会務総会 大講義室4・A436(教育研究棟4階) | |
13:50~14:20 |
|
■閉会 | |
14:30 |
|
※発表論文集等の冊子媒体は作成いたしません。順次ホームページに掲載してまいりますので、必要な方は、ダウンロードをお願い申し上げます。 |
対人援助学会第7回年次大会は 盛会裏に無事に終えることができました | |
日程: | 2015年10月31日 ~ 11月1日(土・日) 一日目 13:00~18:00(受付12:00~) 二日目 9:00~16:00 |
会場: | 立命館大学(衣笠キャンパス) (京都市北区等持院北町56-1) 【交通アクセス】 10月31日 創思館 4階 11月 1日 敬学館 2階 基調講演 「脱成長の時代の経済学 -対人援助職者にとっての資本主義社会の現在-」 立命館大学国際関係学部 高橋伸彰 教授 |
大会参加費: | 会 員 3,000円 / 非会員 3,500円 / 懇親会 1,000円 ※事前申込はありません。参加費は当日会場で御支払ください。 ※大学生(学部生)は無料で参加頂けます。受付で学生証をご提示ください。 |
▼10月31日(土)創思館4階 | |
■受付 | |
12:00~ |
受付 |
■合同理事会(4階403・404号室) | |
10:30~11:30 |
|
■企画ワークショップ | |
13:00~14:20 |
企画ワークショップ1(4階405号室) 企画責任者:牛若孝治 「あなたの顔って、どんな顔?――他者理解を楽しむワークショップ」 |
14:30~15:50
|
企画ワークショップ2(4階403・404号室) 企画責任者:村本邦子 <インタビューする/される>関係を越えて力が交換されるとき ~「未来のための思い出:ココロ重ねるプロジェクト」の経験から |
14:30~15:50
|
企画ワークショップ3(4階405号室) 企画責任者:荒木穂積 自閉症スペクトラム児の療育プログラム開発 -遊び活動に着目した発達支援- |
14:30~15:50
|
企画ワークショップ4(4階406号室) 企画責任者:乾 明紀 「緩やかな所属による組織活動」における人材支援について(1) 」 |
16:00~17:20 |
企画ワークショップ4(4階406号室) 企画責任者:乾 明紀 「ワークショップと学生ジョブコーチに関する研究報告」 |
16:00~17:20
|
企画ワークショップ5(4階403・404号室) 企画責任者:中村 正 対人援助学の課題としての男性問題 |
■会務総会 (4階403・404号室) | |
17:40~18:10 |
|
■懇親会 (4階403・404号室) | |
18:20~ |
|
11月1日(日)敬学館2階 | |
■ポスター発表(257号室及び256号室) | |
9:00~10:30 |
ポスター(パネル)セッション |
■研究報告(250号室大教室) | |
10:30~12:30 |
研究報告(口頭発表) |
■基調講演(250号室大教室) | |
13:15~14:15 |
「脱成長の時代の経済学 -対人援助者にとっての資本主義社会の現在- 立命館大学国際関係学部高橋伸彰教授 |
■理事会企画シンポジウム(250号室大教室) | |
14:20~16:20 |
医療、創薬、介護等の分野は「成長産業」といわれています。これらは対人援助に密接にかかわっています。 とはいえ、対人援助にかかわる領域を「成長産業」と定義してよいのかを考えてみたいと思います。この分野の一角を成すヒューマンサービスは「必要」をもとに展開されることが無視できないからです。もちろん「欲望」をもとに対人援助のサービスが展開されることもあります。必要な時に必要に応じて提供されることが理想ではありますが、内実は資本主義社会の原理によって規定されることとなります。 具体的には、医療保険適用の有無(制度)、需要と供給の関係(市場)、必要性の実現・保障(権利)等から社会的に構築されることになります。 今年の対人援助学会の企画は、臨床と支援のミクロな実践、対人援助の組織的行動や家族・地域支援のメゾ領域に必要なこと、欲望・必要と資本主義というマクロから成る複合性をもつヒューマンサービスの「かたち」について考えてみます。マクロな視点として現代資本主義の動態を見据えることが大切となっていることに鑑みた基調講演をもとにして、シンポジウムでは、幼児教育の現場、病児保育の必要性、障がい者と就労、発達障害へのニーズ、ヒューマンサービスとマネジメント等、身近な領域からヒューマンサービスとお金・市場・欲望と必要の関係について考えてみます。 ■パネリスト 「幼児教育の現場から-子ども子育て支援新制度と幼児教育」 鶴谷主一 氏(原町幼稚園園長/沼津市私立幼稚園協会長) 「取材を通して見えてくる福祉とお金」 団遊 氏(ヨノナカ編集者ホンブロック出版社経営) 「“環-福連携”の可能性~環境産業と障がい者就労~」 千葉晃央 氏(社会福祉法人京都国際社会福祉協会) 「発達障害のニーズ」 鈴木史織 氏(行動・教育コンサルティング[BEC]) 「病児保育の現場から」 大石仁美 氏(病児保育室子どもサポートH&K代表) |
※今回、発表論文集等の冊子媒体の作成はございません。 順次ホームページに掲載してまいりますので、必要な方は、ダウンロードをお願い申し上げます。 |
日程: | 2014年11月8日 ~ 9日(土・日) |
会場: | 立命館大学敬学館(衣笠キャンパス) (京都市北区等持院北町56-1)【交通アクセス】 |
大会参加費: | 事前申込会員 3,000円 非会員 3,500円(10/31申込・入金) 当日受付会 員 3,500円 非会員 4,000円 懇親会 2,500円 |
11月8日(1日目) | |
12:00~ ■受付開始 |
|
13:00~14:30 ■企画ワークショップ |
|
企画ワークショップ1 |
安田 裕子 他 分岐点での関わり・援助を考える -ボーダーを超えて、TEAで捉えられる、人のライフの変容と維持- |
企画ワークショップ2 |
武藤崇 他 臨床を「人称」から考える「二人称の科学」は成立するのか? |
企画ワークショップ3
|
荒木 晃子 他 「産む」選択と決断からはじまる、子どもと家族の援助を考える |
企画ワークショップ4 |
荒木 穂積 他 「発達障害の可能性」のある児童・生徒・学生への発達支援・教育支援 -学校教育現場における「特別ニーズ」と対人援助- |
14:40~16:00 ■教育講演(1) |
|
吉田甫(立命館大学文学部特任教授) 高齢者と対人援助-認知訓練を通して- |
|
■企画ワークショップ | |
企画ワークショップ5 | 中鹿 直樹 他 「障害のある児童・生徒の継続的支援のための情報共有の仕組みについて」 |
16:10~17:30 ■教育講演(2) |
|
斎藤 清二(富山大学・保健管理センター教授) 「臨床心理・対人援助としてのNBMとEBM」 |
|
■企画ワークショップ | |
企画ワークショップ6 | 渡辺 修宏 他 援助研究と援助実践のAufheben-援助者のための援助を考える- |
17:50~19:20 ■懇親会 |
|
11月9日(2日目) | |
9:30~11:30 ■ポスター発表 |
|
■研究報告(口頭発表) | |
11:30~12:10 ■理事会 |
|
12:10~12:50 ■会務総会 |
|
13:00~14:30 ■基調講演 |
|
竹下 秀子(滋賀県立大学人間文化学部教授) 『たすける』の起源と進化-子育ちと子育ての比較行動発達研究の視点から- |
|
14:40~16:00 ■理事会企画 シンポジウム |
|
中村正 他 レジリエンスとライフストーリーワーク-物語ることの諸実践と対人援助- |
|
※プログラムは、今後変更する場合がございます。 |
日程 : | 2013年11月9日-10日(土・日) 一日目 13:00~17:00(受付12:00~) 二日目 10:00~17:30 |
会場: | 立命館大学敬学館(衣笠キャンパス) (京都市北区等持院北町56-1)【交通アクセス】 |
大会参加費: | 事前申込会 員 2,500円 非会員 3,000円 当日申込会 員 3,000円 非会員 3,500円 1日のみ参加会員・非会員 2,000円 基調講演のみ 1,000円 懇親会 2,000円 大会プログラム |
11月9日(1日目) | |
■受付 | |
12:00~ | 受付 |
■ポスターセッション | |
13:00-15:20 | ポスター(パネル)セッション |
■企画ワークショップ 15:30~17:00 |
|
企画ワークショップ1 |
発達相談と対人援助-発達支援と子育て支援- 企画者:荒木 穂積(立命館大学産業社会学部/同応用人間科学研究科)) 話題提供者:福田 央子(耳原総合病院小児科・発達相談員) 話題提供者:立田 幸代子(岸和田市保健福祉部健康推進課、発達相談員) 話題提供者:山本 翔太(社会福祉法人桃郷 児童発達支援センターつくしんぼ園・発達相談員) 指定討論:竹内 謙彰(立命館大学産業社会学部/同応用人間科学研究科) 子どもの子育て支援と関わる専門職の一つに発達相談員がある。発達相談員は、子どもたち一人ひとりの発達やニーズに応じた発達支援や子育て支援をおこなう。発達支援の業務と関わっては、一人ひとりの発達段階や家庭環境を把握する力量とそれぞれの個人・家庭の個別事情に応じた具体的な介入・対応の実践力が求められる。また、障害や問題の早期発見・早期介入および予後(経過と評価)と関わっては、支援体制や支援チームを組織する専門性が求められる。加えて、医療・福祉・教育など子育て支援に不可欠な地域の諸機関間の連携と調整をはかる地域ネットワーク・コーディネーターとしての役割も期待される。 本ワークショップでは、現在、市町村、施設、病院で発達相談員として働いている現職の人たちから、対人援助職としての発達相談員の現状と課題を報告してもらい、対人援助に求められる発達相談の専門性として何が期待されているかについて考えていきたい。 |
企画ワークショップ2 |
「佐藤は見た!!!!!!-個人から個人へ向けられる目線と支援の展開-」 企画・司会:石幡愛(NPO法人クリエイティブサポートレッツ、東京大学大学院教育学研究科) 話題提供者:山下 健太(NPO法人クリエイティブサポートレッツ) 話題提供者:水越 雅人(NPO法人クリエイティブサポートレッツ) 障害福祉施設アルス・ノヴァでは、施設利用者や支援者ひとりひとりの長所を可視化し共有する記録用紙「ヒトマト」を開発し(石幡・田中, 2013)、各支援者の物の見方を活かしながら、各利用者の長所に即した支援を模索してきた。その背景には、一般的に問題とされる行動をその人の表現として読み替える価値観と、支援や振り返りの行き詰まりの打開を目指す試行錯誤があった(石幡・山下・佐藤・田中, 2013)。本企画の前半では、そうした価値観と試行錯誤の下、実現した支援の事例を紹介する。これらの事例は、問題視されたり見過ごされたりしがちな利用者の行為を見逃さず、新たな意味や価値を見出した各支援者独自の目線が、その後の支援の可能性にとって重要な役割を果たすことを示唆している。後半では、どの現場にでもあるであろう「面白いこと」「すごいこと」を参加者から引き出し、支援者がそれぞれの価値観で「面白がる」目線を持つことから展開する支援の可能性について議論する。 |
企画ワークショップ3 |
ケアする人のケア ~対人援助職のエンパワメントを考える~ 発表者:梁陽日(立命館大学大学院 先端総合学術研究科/生存学研究センターマイノリティ研究プロジェクト) 医療、福祉、心理、教育、労働と幅広いフィールドを持つ対人援助職は、感情労働とも称され、現場での激務が続く中、バーンアウトとは常に隣り合わせとなり、近年はその対応策が強く求められている。 本企画ワークショップでは「ケアする人のケア」を主題に、上記課題に応えるための対人援助職のエンパワメントを目的にしたグループセラピーのプログラムを提供する。ワークショップでは対等な関係性の中で、相互の日々の働きをねぎらい、自らの働きを再評価しながらエンパワメントを体感する。 同時にプラスのグループダイナミックスを経験しながら、そのメカニズムを理解して実際の臨床支援現場で活用することや、「ケアする人のケア」が可能な組織文化創りのヒントの機会となることをめざす。 ※本プログラムは、企画者がSVなどを務める大阪市職業リハビリテーションセンター等の公的支援機関及び、国立病院機構中四国ブロック看護部でのプログラムを実施します。 |
企画ワークショップ4 |
「広報・ホームページ推進委員会企画パネルディスカッション 『対人援助学会におけるWEBコミュニケーションについて考える』」 企画者:乾明紀(対人援助学会広報・ホームページ推進委員会委員長・京都光華女子大学) コーディネーター:乾明紀 報告者(1):渡辺 修宏(水戸総合福祉専門学校)「学会ホームページへの期待」 報告者(2):揚佳樹(株式会社アグニット)「対人援助×デザイン‐デザイナーの立場から‐」 報告者(3):東山 純也(株式会社美文化計画)「WEBコミュニケーションの最先端」 指定討論(1):尾西 洋平(立命館大学) 指定討論(2):小幡 知史(NPO 法人だいち) 対人援助学会は、「対人援助学」( Science for Human Services )という新しい学範の創造と見直しという学術的な目的だけでなく、「対人援助職についている方々の『連携』や情報交換のプラットフォームを提供」も目的として設立された。複雑化する社会問題に対応するためには、様々な対人援助職者の連携や融合が必要不可欠になっており、そのための基盤づくりは、この学会の重要なミッションと言える。 このような目的を達成するために、年次大会や研究会の開催、対人援助マガジンや学会誌の発刊などをおこなってきたが、本学会が先駆的に行ってきたことは、WEB発刊であろう。WEBにおける情報発信は、「検索」によって多くの人の目に触れることができること、リンクによって様々な関連付けができること、ビジュアル表現の幅が広がること、発刊コストが安価であるなどの利点がある。また、近年はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が急速に普及し、国内ネットユーザーの52%の4,965万人が利用(株式会社ICT総研,2013)しているが、このSNSの利点を含めると、紐帯の強化やつながりの可視化、相互コミュニケーションの速さなどが、WEBの利点としてあげられる。 この企画ワークショップでは、大会5周年を契機として、対人援助学会のWEBコミュニケーションを見つめ直し、今後のあり方について検討していく。 |
■懇親会 | |
17:20~18:30 | |
11月10日(2日目) | |
■企画シンポジウム | |
10:00~11:30 | 対人援助の教育実践 -学び手の語り(ナラティヴ)と行為(アクション)をむすぶ、協働(コラボレーション)を促す- 企画:安田 裕子・サトウタツヤ(立命館大学) 企画趣旨・司会:安田 裕子(立命館大学) 話題提供:松嶋 秀明(滋賀県立大学)・西垣 悦代(関西医科大学) 指定討論:森岡 正芳(神戸大学)・サトウタツヤ(立命館大学) 対人援助の実践知はいかに構成・産出しうるのか。 ヴィゴツキーは、あらゆる高次の精神機能は、最初に精神間的機能としてあらわれ、次に精神内的機能としてあらわれると述べた。最初は他者との間での社会的活動の中であらわれた機能が、のちに個人的活動の中で機能するようになるのであり、すなわち、協働が学びには不可欠であるといえよう。 多様な当事者性を有する他者に、時間と場所の網目のなかで向き合う援助者は、そうしたトポスへの配慮と関与はもとより、援助の目的や援助者としてのアイデンティティを重ね合わせ、その営みを他者と共有し、援助の質を編み上げていく。こう考えるなら、対人援助の教育実践を考えるうえで、当事者に関わる援助者自身がナラティヴと援助行為とをいかにきりむすび、援助者同士が当事者を中心にいかに協働しうるのか、といった観点が重要になってこよう。 本シンポジウムでは、臨床心理学を専門に、学校でのコンサルテーションを中心に援助を行い質的研究に還元している松嶋氏、ならびに、医学部の「コミュニケーション実習」などでさまざまなゲーミングを用いた演習を実施している西垣氏より、協働的な教育実践についてお話いただく。 対人援助の教育実践について、そのクオリティを考える場とする。 |
■理事会 | |
11:30~12:10 | |
■会務総会 | |
12:10~12:50 | |
■基調講演 | |
13:00~14:00 | 「被災者の心を支える、思い出工学の考え方と実践」 仲谷 善雄 氏(立命館大学情報理工学部 教授) 人は、写真などの思い出の品がなければ過去を思い出せない。思い出は、後ろ向きのものではなく、自己の基盤を形成し、アイデンティティの核となるものである。しかし、大規模災害などで思い出の品を失くす人は少なくない。そのような人は、思い出を想起できなくなる不安を抱え、自分を見失ってしまい、前を向いて生きて行けなくなる。しかし思い出の品が思い出の本体ではなく、想起のきっかけ(トリガー)であるならば、計算機によりトリガーの代わりはできるはずである。このアイデアを基に、個人および共同の想起支援、思い出を用いたコミュニティ形成支援、知識継承支援などの研究を行ってきているので、紹介する。 |
■理事会企画ワークショップ・企画ワークショップ 14:10~15:40 |
|
理事会企画 ワークショップ |
対人援助学マガジンを考える~書き手として、読み手として~ 千葉 晃央(京都国際社会福祉センター京都市横大路学園) 木村 晃子(あったかプランとうべつ) 坂口 伊都(スクールソーシャルワーカー) 2013年9月に14号が発刊された「対人援助学マガジン」。この「対人援助学マガジン」から様々なことが展開してきた。読む側としては、生まれる前の産前から、死んだ後の死後まで様々なライフステージにかかわる援助を知ることができる。書く側としても、連載が出版につながるなど様々なことが起こっている。ニュースレターでもなく、学会誌でもない、マガジンというスタイル。機能、役割、影響など参加者とともに考えていくワークショップです。 |
企画ワークショップ5 |
継続的キャリア支援としての情報的連携: 「情報バンク」「シミュレーションショップ」の構造とその対人援助学的機能 企画・司会:望月昭(立命館大学) 発表者 1.望月昭企画趣旨:当事者の「キャリア」としての自分情報 2.上田征樹 (京都市西総合支援学校)「情報バンク」の製作と展開 3.中鹿直樹(立命館大学客員研究員)Café Rits: ポートフォリオ拡充の「加速器」としてのシミュレーションショップの運営 指定討論:朝野浩(立命館大学)・土田菜穂(北総合支援学校) 近年、障害のある個人への継続的キャリア支援を目的に、個別個人の「情報」を共有、蓄積、移行するシステムの開発が、学校、市町村など様々な組織で取り組まれている。 このワークショップでは、支援学校の生徒を当事者として、「情報」とは、当事者を社会との関係において、より積極的に位置づけ改善を要請するキャリア支援の一部であるという事を前提にその共有、蓄積、移行といった具体的仕組みの在り方について検討する。 情報蓄積のプロトタイプ「できますシート」発祥の地である京都市西総合学校の上田征樹氏には、個別生徒における行動成立の推移を蓄積する「情報バンク」についてその構造や可能性について、中鹿直樹氏には、個別個人の「できます」コンテンツを拡充する地域資源としての「シミュレーションショップ」(Café Rits)の運用について、実習事例を中心に紹介してもらう。そして指定討論として、京都の「個別の包括支援プラン」を立ち上げた朝野浩氏と、支援学校にあって学内学外のコーディネターとして活動している土田菜穂氏からコメントをもらう。 |
企画ワークショップ6 |
ひきこもりの家族支援-TEMによってシステムに接近する試み- 企画:安田 裕子・サトウタツヤ(立命館大学) 企画趣旨・司会:安田 裕子 はじめに:サトウタツヤ 話題提供:廣瀬 太介(滋賀県スクールカウンセラー) 話題提供:廣瀬 眞理子(関西学院大学) 指定討論:松嶋 秀明(滋賀県立大学) ひきこもり者は、社会システムから退き、家族システムにおいても、コミュニケーションを回避していくことが多い。一方で、日常的に関与している家族は、そうしたひきこもり者の社会への再接続を促す可能性を有している。とりわけ、ひきこもりや不登校支援においては母親がキーパーソンになることが多いが、家族システムの一員であり社会システムの一員でもある母親は、ひきこもり者が社会に向き合っていくプロセスで、どのような役割を果たすのか。援助者との関わりのなかで、母親、そして家族は、いかに変容していくのか。本シンポジウムでは、システムを時間経過とともに捉える質的研究法TEMの分析枠組みを用いながら、不登校児の母親のカウンセリングをしている廣瀬太介氏、ならびに、ひきこもりに関する家族支援の専門相談を行っている廣瀬眞理子氏に、その援助実践における母親ならびに家族の変容の有り様をご報告いただく。また、そうした様相を捉えるTEMの援助実践上の意義についても考えたい。 |
■口頭発表 | |
15:50~17:30 | 「傷ついた男性性からの回復と男性性ジェンダー臨床論の構築」(2) 國友 万裕 |
先生,叱らないで!-生活習慣の改善を促すための援助の必要条件とは何か?- 大屋 藍子 |
|
中国における障害児の現状とニーズ 呂暁彤 |
|
無意識について 山縣 弘子 |
|
『「講義型授業」から、「双方向型授業」へ『ボディーワーク』の講師実践から 牛若 孝治 |
|
※プログラムは予告なく変更する場合がございます。 |
日程: | 2012年12月8日(土)午前10:00~ |
テーマ: | 対人援助の新たな可能性を求めて【プログラム】 |
会場: | 神奈川県立保健福祉大学 (神奈川県横須賀市平成町1-10-1)【交通アクセス】 |
大会参加費: | 資料代1,000円 |
懇親会会費: | 2,000円 |
プログラム | |
■ポスターセッション【多目的実習室B(A406)又は社会福祉援助技術実習室(A409)】 | |
10:00-12:00 | ポスター(パネル)セッション |
■総会【教育研究棟4F大講義室4(A436)】 | |
12:20~12:50 | 会務総会 |
■基調講演【講堂】 | |
13:00~13:05 | 主催者挨拶 大会実行委員長臼井 正樹 氏 |
13:05~14:00 | 基調講演 「精神保健の昨日・今日・明日」 篠崎 英夫 氏(日本公衆衛生協会理事長) |
■企画シンポジウム【講堂】 | |
14:00~15:20 | 「精神障害者の地域生活を支えるー在宅生活はどこまで可能になったかー」 司会:吉浜 文洋 氏(神奈川県立保健福祉大学) シンポジスト:神奈川県立保健福祉大学大学院修了生ほか |
■口頭発表(研究報告)【教育研究棟4F大講義室4(A436)】 会場Aグループ | |
15:30~17:10 | 「スクール・トリアージを用いたスクール・カウンセリング - 包括的生徒指導・教育相談の観点から -」 発表者:枝廣和憲 氏(広島大学アクセシビリティセンター) (広島大学大学院教育学研究科博士後期課程) 「傷ついた男性性からの回復」 発表者:國友万裕 氏(同志社大学) 中村正 氏(立命館大学) 「障害児支援における記録用紙「ヒトマト」導入の効果 - 支援員の障害児支援に対する「援助・援護・教授」機能に着目して -」 発表者:石幡 愛 氏(NPO法人クリエイティブサポートレッツ) (東京大学大学院教育学研究科) 田中保帆 氏(NPO法人クリエイティブサポートレッツ) 乾明紀 氏(立命館グローバル・イノベーション研究機構) 「訪問介護事業におけるサービス提供責任者を中心とした組織改革(中間報告) - ヘルパーの能力開発と利用者のQOL拡大を目指して -」 発表者:乾 明紀 氏(立命館グローバル・イノベーション研究機構) 望月 昭 氏(立命館大学) 植島 淳 氏(株式会社アワハウス) 岸本光平 氏(株式会社アワハウス)他 |
■口頭発表(研究報告)【教育研究棟4F大講義室5(A437)】 会場Bグループ | |
15:30~17:10 | 「ミッションとしてのヒューマンサービス - 大学設置10年を振り返って -」 発表者:新保幸男 氏(神奈川県立保健福祉大学) 「障碍のある人とない人との芸術活動における援助者と非援助者との関係性の問題点」 発表者:牛若孝治 氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科後期博士課程) 「身体表象によるコミュニケーションの実現 - ドイツ表現舞踊の理論と実践の観点から -」 発表者:照井夕可里 氏(日本大学大学院文学研究科) |
■対人援助学会理事会企画ワークショップ【教育研究棟4F大講義室6(A445)】 | |
15:30~17:10 | 「対人援助学マガジンは何をしてきたのか?執筆者、読者の考察」 団 士朗 氏(立命館大学) |
■対人援助学会企画ワークショップ1【教育研究棟4F大講義室7(A452)】 | |
15:30~17:10 | DV被害母子への支援の実態と可能性 - 福祉・心理・行政・ 司法はいかに連携しうるのか - 企画・司会:安田裕子 氏(立命館大学衣笠総合研究機構) 発 表 者:渡邉佳代 氏(立命館大学心理教育相談センター) 川本静香 氏(立命館大学大学院文学研究科博士課程) 安田裕子 氏(立命館大学衣笠総合研究機構) 指 定 討 論:村本邦子 氏(立命館大学大学院応用人間科学研究科) |
■対人援助学会企画ワークショップ2【教育研究棟4F社会福祉援助技術実習室(A409)】 | |
15:30~17:10 | 対人援助者支援の一つのアプローチ - ドラマセラピーのグループワークとして - 発表者:尾上明代 氏(立命館大学大学院応用人間科学研究科) |
■対人援助学会企画ワークショップ3【教育研究棟4F大講義室9(A454)】 | |
15:30~17:10 | 発達障害をもつ子どもの親の障害受容プロセスの検討 - ナラティブ分析とライフラインメソッド - 企画:荒木穂積 氏(立命館大学大学院応用人間科学研究科) 報告者:荒木穂積 氏(立命館大学大学院応用人間科学研究科) 障害受容プロセスのとらえ方について 竹内謙彰 氏(立命館大学大学院応用人間科学研究科) M-GTAによる分析の報告 荒木美知子 氏(大阪女子短期大学) LIMを用いた事例の報告 |
■懇親会【食堂】 | |
17:20~18:20 | |
※プログラムは予告なく変更する場合がございます。 |
日程: | 2011年11月12日(土) |
テーマ : | 当事者のための連携はできているか?【プログラム】 |
会場 : | 立命館大学衣笠キャンパス敬学館1階 (京都府京都市北区等持院北町56-1)【交通アクセス 】 |
参加費 : | 事前申込会員 2,000円 非会員 2,500円 当日申込会員 2,500円 非会員 3,000円 |
10:00-12:00 | ポスターセッション発表抄録
|
▼12:00-18:40の資料 | |
12:00-13:30 | ■ランチミーティング パレスチナ・イエメンでの心理ケア どなたでも無料でご参加いただけます。ランチミーティングですが、お弁当などのご用意はいたしておりませんので、ご持参ください。 |
13:30-14:30 |
■公開企画
基調講演 「障がい者の就労支援:企業の発想・論理をキャリア支援に活かそう」 秦政氏(NPO障がい者就業・雇用支援センター理事長) |
14:30-16:10 | 学会主催シンポジウム 「障がいのある個人の継続的支援のための地域連携」 ◎企画・司会: 望月昭氏(立命館大学)・朝野浩氏(立命館大学) ◎話題提供者: 「学校からみた福祉や企業の連携と情報共有」 朝野浩氏(立命館大学) 「京都におけるこれからのキャリア支援」 生田一朗氏(京都ほっとはあとセンター) 「地域連携、移行にむけた課題」 光真坊浩氏(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課) ◎指定討論者: 秦政氏(NPO法人障がい者就業・雇用支援センター理事長) |
16:20-17:00 | 会務総会 |
17:00-18:40 |
■企画ワークショップ
◎理事会企画ワークショップ 「『対人援助学』マガジンの可能性」 団士郎氏(立命館大学) ◎理事会企画ワークショップ 「IPE教育(専門職連携教育)について」 臼井正樹 氏(神奈川県立保健大学) 柏絵理子 氏(神奈川県立保健大学) ◎会員企画ワークショップ プレイバックシアター「援助すること・されること」 各務勝博 氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科/京都福祉サービス協会) ◎会員企画ワークショップ 「援助者が複線径路で支援を考えると言うこと」 サトウタツヤ 氏(立命館大学)、安田裕子 氏(立命館大学衣笠総合研究機構) 話題提供者:長谷川恭子 氏(大阪大学大学院連合小児発達学研究科) 和田美香 氏(厚木市立病院小児科心理外来) 鈴木美枝子 氏(静岡県立静岡北特別支援学校) ◎企画ワークショップ 人はなぜ苦しいのか。そして、どのように新しい1歩を踏み出すのか。 「― 苦しみを構造的に理解する方法と聴くことの本当の意味 ―」 症例検討:がん患者 基調発言:佐藤泰子 氏(京都大学大学院医学研究科) 司会:市木 一則 氏(NPOケイアフェクション代表グリーフケア実践家) ワークショップの流れ 1.基調発言2.症例検討 |
19:00- | レセプション 場所:レストランカルム(立命館大学衣笠キャンパス内) |
日程: | 2010年11月6日(土)10:00-17:50 |
テーマ : | つながり・絆の持続的発展へ【パンフレット】【ご案内】 |
会場 : | 立命館大学衣笠キャンパス敬学館2F (京都府京都市北区等持院北町56-1)【交通アクセス】 |
A10:30-10:40 | 開会挨拶 団士郎(「対人援助学会」理事長) |
B10:50-12:20 | ポスターセッション発表抄録 |
C13:30-14:30 |
■公開企画
基調講演 浜田寿美男 氏(奈良女子大学名誉教授・立命館大学特別招聘教授) 演題「障害を持つ人への援助と共生」 司会・サトウタツヤ |
D14:40-16:10 |
■ワークショップ
◎企画1 団士郎 氏 「対人援助学マガジン」の可能性 ーWEB雑誌連載執筆の面々が語る対人援助の今ー ◎企画2 望月昭 氏 学会を100倍利用する方法:「対人援助者」が学会・学会誌で発表する意味 ◎企画3 飯田奈美子 氏(多言語コミュニティ通訳ネットワーク共同代表) 「対人援助のコミュニケーションについて考える -対等性、固有性、アドボカシー」 |
E16:20-17:50 | シンポジウム 中村正 氏 対人援助における「身体と生活」 -共に在ることをめぐる児童自立支援の現場との対話 |
F18:00-18:20 | 会務総会 |
G18:30-20:00 | レセプション (参加費は、当日ご案内させて頂きます。) |
日程: | 2009年11月7日(土)10:00-17:50 |
テーマ: | 連携に向けたプラットフォームの創造 |
会場: | 立命館大学衣笠キャンパス 創思館1Fカンファレンスルーム (京都府京都市北区等持院北町56-1)【交通アクセス】 |
10:00-10:20 | 開会挨拶 望月昭(「(対人援助学会」設立準備委員会代表) |
10:30-12:00 | ポスターセッション発表抄録 |
12:30-13:20 | 会務総会 |
13:30-15:00 | シンポジウム1:「対人援助学の可能性」 中村正(立命館大学) 団士郎(立命館大学) 臼井正樹(神奈川県立保健福祉大学) |
15:10-16:40 | シンポジウム2:「元気の出る『個別の教育・支援・移行プラン』」 朝野浩(立命館大学) 桑園英俊(桑の実工房) 井内学(京都市) |
16:50-18:10 | シンポジウム3:「対人援助とアドボカシー」 荒木晃子(内田クリニック・岡田医院) 村本邦子(立命館大学) サトウタツヤ(立命館大学) 他1 名予定 |
18:30-20:00 | レセプション(於:レストランカルム) |